何気に見るテレビ番組にハマることが多いのは何故だろう?
先日もふとテレビをつけて、
それはNスペだったと思うのだが、
「謎の光スプライト」っていうのを紹介してた。
地球の大気の外側に大気光っていう膜みたいなのがあって、
とっても大きい雷が起きた時に、
地上に落ちるのとは別に、
その大気光に向かって吹き上がるような光が観測されるのだという。
光っていうのは要するに電気で、
大気光もつまりは電気の膜。
だから、
巨大な雷はその下の地上だけではなくて、
大気光という膜を通して、
地球全体に影響を与えているっていうわけ。
それが地球全体の気候にも関係しているっていうから、
なかなかスケールがでかいお話だ。
人間だって微弱ながら電気を発しているはずで、
うまく言えないけれど、
とても多くの人がある種の電気を発すれば、
巡り巡って地球全体に影響を与えることも、
なきにしもあらずって思ったりする。
日々変化のない暮らしが続くけれど、
それだって冒頭のテレビ番組みたいに、
何気の連続で成り立っている部分が大きい。
現にだからぼくは今こうしてスプライトについて書いているし、
何気に見たテレビ番組で知った本を読んでいるし、
ネットでたまたま知ったDVDを見ている。
そうやってぼくはどこかに導かれ、
物事を知り人と出会い、
さらにどんどんどこかへ導かれて行く。
そういう何気ないことに敏感でありたいなって。
そうすれば、
日常だってどんどん変化していくし、
ひいては自分がどんどん変わって行く。
日常って冒険だなぁ。
●ちなみにスプライトって、英語で妖精っていう意味だってさ●金曜日に元町参上いたします。