駅長室で煙草を吸って火災報知器を鳴らし、
電車を遅らせた助役を懲戒免職にすると橋下・大阪市長。
この人の横暴さにはちょっと目に余るものがある。
懲戒免職になれば退職金は出ない。
五十代半ばのこの助役がどんな人か知らないけれど、
行為と代償が全く釣り合っていない。
橋下市長は裁判闘争になっても構わないとまで言ったそうだが、
その狙いは一罰百戒、
要するに強権政治である。
この人の標榜する「決定する民主主義」、
聞こえはいいけど、
つまり少数意見は無視するということであり、
ぼくの考える民主主義とは正反対だ。
非常に、
限りなく危険な政治家だと思う。
横暴といえば、
大飯原発再稼働に関連して、
官房長官が「法律的には地元同意は不必要」と言ったとか。
もう再稼働のためなら道義も慣例も関係なしという、
どじょう政権の姿勢がいよいよあらわになってきた。
5月5日、
日本のすべての原発が止まる前までに、
どんな手段を使ってでも再稼働を決定するつもりで、
きっとそれは実現する。
消費税アップもしかり。
でも次の総選挙では間違いなく民主も自民も大敗する。
そして、
さらに危険な橋下維新が躍進する。。。
あぁ暗澹たる気持ちになってきた。