2012年10月11日木曜日

眉唾

山中さんのノーベル賞に沸く日本列島。

ところで、
ノーベル賞をとった日本人はこれで19人になるのだけれど、
これって多いの?少ないの?

という興味で調べてみたら、
日本人の数がどうだというより、
中国人と韓国人の受賞者が各1人ずつという事実に、
ビックリした。

どちらも受賞したのは平和賞。

自然科学分野では日本は両国をブッチギっている。

だから日本人は素晴らしいとか、
中国や韓国がダメだとかいいたいのではなく、
ただ単純に「なんでなの?」と思うのである。

だいたい五輪と同じで、
日本人騒ぎすぎ。

ノーベル賞はそりゃすごいかもしれないけれど、
選ばれる人にはゴキブリを食べたネズミがガンになる、
なんて発見した?な人もいる。

平和賞の佐藤栄作なんて、
何かの冗談って感じ。

山中さんにとってノーベル賞など、
単なる通過点にすぎない。

ハイハイそうですかってもらっとけばいい。

さて、
日本中が山中フィーバーな中、
東電は福島第一原発一号機の格納容器で、
いまでも毎時11.1シーベルトの放射線を観測した。

報道によるとこの数値は極めて高いという。

どれぐらい高いのかというと、
人間が一時間浴びれば死ぬだそうだ。

無味無臭無色透明でありながら、
一時間で死んでしまうって、
想像しがたいんだけれど、
確かに大変なことである。

ゴキブリとネズミは眉唾だけど、
こちらはリアルだ。

だけど別の意味ではやはり眉唾だといえる。

東電の体質は隠蔽である。

嘘はつかないけど、
わかっている事を洗いざらい発表するわけではない。

11.1シーベルトを発表するということは、
それより遥かに危険な事態があるということなのは、
言うまでもない。

東電が自ら明かす危険度など、
極めて胡散臭い眉唾発表だ。

本当に大変なのは、
一号機ではなく四号機であるということは、
もはや周知の事実であり、
そのリスクは一号機の比ではなく、
燃料プールが崩壊するようなことにでもなれば、
今度こそ本当に東京にさえ人が住めなくなりかねないという。

ノーベル賞といえばここ数年、
文学賞の本命として村上春樹が挙がるけれど、
今年はどうですかね。

もし春樹が受賞しちゃって、
日本中が山中&春樹フィーバーで一色になるのも、
ちょっとどうなのよって感じがするのだが、、、


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