山中さんのノーベル賞に沸く日本列島。
ところで、
ノーベル賞をとった日本人はこれで19人になるのだけれど、
これって多いの?少ないの?
という興味で調べてみたら、
日本人の数がどうだというより、
中国人と韓国人の受賞者が各1人ずつという事実に、
ビックリした。
どちらも受賞したのは平和賞。
自然科学分野では日本は両国をブッチギっている。
だから日本人は素晴らしいとか、
中国や韓国がダメだとかいいたいのではなく、
ただ単純に「なんでなの?」と思うのである。
だいたい五輪と同じで、
日本人騒ぎすぎ。
ノーベル賞はそりゃすごいかもしれないけれど、
選ばれる人にはゴキブリを食べたネズミがガンになる、
なんて発見した?な人もいる。
平和賞の佐藤栄作なんて、
何かの冗談って感じ。
山中さんにとってノーベル賞など、
単なる通過点にすぎない。
ハイハイそうですかってもらっとけばいい。
さて、
日本中が山中フィーバーな中、
東電は福島第一原発一号機の格納容器で、
いまでも毎時11.1シーベルトの放射線を観測した。
報道によるとこの数値は極めて高いという。
どれぐらい高いのかというと、
人間が一時間浴びれば死ぬだそうだ。
無味無臭無色透明でありながら、
一時間で死んでしまうって、
想像しがたいんだけれど、
確かに大変なことである。
ゴキブリとネズミは眉唾だけど、
こちらはリアルだ。
だけど別の意味ではやはり眉唾だといえる。
東電の体質は隠蔽である。
嘘はつかないけど、
わかっている事を洗いざらい発表するわけではない。
11.1シーベルトを発表するということは、
それより遥かに危険な事態があるということなのは、
言うまでもない。
東電が自ら明かす危険度など、
極めて胡散臭い眉唾発表だ。
本当に大変なのは、
一号機ではなく四号機であるということは、
もはや周知の事実であり、
そのリスクは一号機の比ではなく、
燃料プールが崩壊するようなことにでもなれば、
今度こそ本当に東京にさえ人が住めなくなりかねないという。
ノーベル賞といえばここ数年、
文学賞の本命として村上春樹が挙がるけれど、
今年はどうですかね。
もし春樹が受賞しちゃって、
日本中が山中&春樹フィーバーで一色になるのも、
ちょっとどうなのよって感じがするのだが、、、