その批判は「まっとう」なもので、
そういう声が出るかもしれないと、
実は予期していた。
なら、
自制すればよかったじゃないかと、
良識ある人は言うかもしれない。
でも、
ぼくはもう誓ったのだ。
ずっと無謀で。
コーナーギリギリを狙って球を投げ続ける。
無難なストライクを取りにはいかない。
それが会社に対するぼくの存在価値社だ。
そう思ったら、
多少なりとも凹んでいる自分が情けなかった。
凹むぐらいなら、
30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...