白旗あげた週間朝日に、
橋下が執拗にからんでいる。
曰く、
謝り方が悪い。
どうやら、
謝罪文を掲載した次号を、
届けに行ったのが気に入らないらしい。
記者会見に出てきて、
その場で謝罪させる気のようだ。
世間には、
一度弱みを見せると徹底的につけ込んでくる人っているよね。
尼崎で話題の事件と、
なんだか恐さの質が似ている気がしてきた。
ツイッターを読んでいても思うけれど、
彼はすぐに議論したがる。
それは彼が議論という土俵では、
絶対の自信があるからにほかならない。
弁護士時代やテレビタレント時代に磨いた弁論術。
それは一つの特技かもしれないけれど、
あんまり頼りすぎない方がいい。
今度は夜回り先生に噛み付いた。
ぼくは夜回り先生のことはよく知らないけれど、
一介の教師に「ぼくを批判するなら政策議論で」って、
んなこと言い出したら、
多くの人が彼の批判ができなくなってしまう。
よしんば橋下の言い分が正しくても、
すぐに泣くとか、
なんとなく恐いとか、
彼に政治を任せたくないと思う人はいる。
第一彼、
何でも議論して最後は多数決って、
生徒会みたいなことばかり言ってる。
思えば彼は政治のプロみたいに振る舞うけれど、
政治家としてはまだ10歳にも満たない子どもではないか。
会社経営なら彼の好きなようにやればいいけれど、
前から言っているように、
民主主義の要諦は少数派をないがしろにしないことであり、
それはすなわち多数意見でも間違うことはある、
という当然の戒めから導きだされる。
橋下はそれでは何も決まらない、
とにかく急いで議論して急いで採決して、
決まったら有無を言わせず従わせ、
反対派は断固取り締まる、
みたいなやり方だけど、
関わりたくないって思われるだけだ。
もう一度言おう。
彼の政治は生徒会レベル。