やったね山中さんノーベル賞!
iPS細胞の作成で受賞は間違いなしだったとはいうものの、
ネット中継でノーベル財団の人が、
「シンヤ、ヤマナカ」って言った時には、
会社で拍手が起きたよ。
ジャイアンツ優勝でも誰一人拍手しなかったのに(笑)
あたりまえか。
でもこのすごい山中さんは、
いわゆる天才とは違う。
神戸大を出て、
スポーツ整形外科医を志したものの、
普通20分で終わるはずの手術に2時間もかけてしまう、
「超不器用」だったため断念(泣)
そこから臨床ではなく研究職に転身したのだから、
本当に人生はわからんものだ。
どこか禅僧を思わせる話し振りや雰囲気も、
こうした来歴と無関係ではないように思う。
とにかく謙虚だ。
科学界の常識を覆すような成果にもかかわらず、
iPSで患者さんを治せなければ意味がない、
みたいに考えているようで、
最近ではあんまり笑わなくなっちゃったんだって。
難病の患者や家族の願いを、
痛いほど感じてるんだろうな。
自分がモタついている間に、
毎日何人もの患者が死んで行く、、、
そんな風に考えだしたら寝る事もできなくなっちゃうかもよ。
ノーベル賞よりも患者の笑顔の方が嬉しい。
きっとこの人ならそう思っていることだろう。
日本の宝。
もとい人類の宝。
とにかく前にも書いたことあるけれど、
いわゆるスーパードクターとか、
山中さんみたいな人は国が全面的にバックアップして、
専用の飛行機でもヘリでもハイヤーでも、
ホテルのスイートでも一流シェフでも、
考えうる必要な物をすべて提供して、
人類のために頑張れる環境を整えてあげて欲しい。
ゆめゆめ受賞が研究の足を引っ張る事などないように、
マスコミの無用な取材攻勢はやめるように。
切にお願い!