2012年10月25日木曜日
操作
JUJU苑に行ってみた。
オリックス劇場に入って、
あまりにもセットが美しかったので、
思わずまいふぉんで撮影。
パシャ
シャッター音はしなかったのだけど、
フラッシュが光っちゃった。
すかさず、
「会場は撮影禁止です」の声。
写真に写っている左前のネクタイの男性。
知ってますけどね。
でもいいじゃん、
開演前なんだし。
JUJUって、
とりあえず「歌がうまい」って定評になっていて、
たぶんその大きな理由は、
他人の曲のカバーが上手ってところじゃないかと思う。
この日のステージでも、
サザンやオフコースやユーミンや中島みゆきを、
実に見事にJUJU流に歌っていた。
たぶん一番よかったのは、
サザンの「白い恋人達」。
それから驚いたのは、
聴衆をステージに上げて、
一緒に歌うコーナーがあったこと。
希望者が10人以上いて、
彼女とジャンケンして勝ち抜いた人が選ばれる。
たぶんガチだと思うんだけど、
ステージに上がった素人さんも、
上げるJUJUサイドも、
相当勇気あるよね。
話しはコロリと変わるけど、
先日紹介した「政府は必ず嘘をつく」より一節。
紛争解決教育の研究者であるポール・キベルは、〈民主主義〉は大資本にとって都合のよいスローガンのひとつだと言う。
「現代資本主義の下では、民主主義という幻想が広まっていなければならない。既存の社会秩序を脅かさない限り、反対派や抗議を体制の一環として受け入れることが、グローバル資本にとって利益になるからだ。反対派を弾圧するのではなく、逆に抗議運動を方向付けし、操作し、反対派にとっての限界を巧妙に設定するのだ」
下線を引いた部分が一番なるほどと思った。
このほか、
この本には目から鱗の言説が多数紹介されている。
思うに、
現代は情報社会といわれるけれど、
それは必ずしもありがたいことではない。
情報量が圧倒的すぎるがゆえに、
それをマーケティングされると、
個人としてはどうしようもなくなってくる。
例えば、
プールで自分の行きたい方向に泳いでいても、
プール自体をどっかに運ばれたらどうしようもない、
みたいな。
JUJUのライブも、
この本も「当たり」です。
●いまのところ、YouTubeへのクレームはないので、当面公開しときますね。
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