「高校入試」ってドラマを何気に見た。
「告白」の湊かなえが脚本というので、
ちょっと面白そうかなと。
舞台になっている「一高」は、
地元の公立では名門という設定なんだけど、
そこんとこが総合選抜時代に育ったぼくには、
ちょっとよくわからない。
高校入試って一応受けたけど、
内申書重視だったから、
試験なんてあくまで形式的なものだったし。
一高以外を卒業して難関大学に入った人より、
一高を卒業して三流大学に入った人の方が、
地元では偉いなんて、、、
その感覚は不思議。
長澤まさみ演じる新任教師が、
どこの高校出たかより今何をしているかの方が重要でしょうに、
みたいに言ってて、
まったく正論なんだけど、
どうもこのドラマ世界ではそうではないらしい。
たぶん今でもそういう地域はあるんだろうな。
たとえばぼくの地域では、
灘を出ているというだけでとりあえず「おっ」とは思う。
それは何と言うのか、
小学生とか中学生とかのころは、
「受験」なんてごくごく一部だけがするもので、
灘とともにこのあたりでは有名な、
浜学園なる塾に通っているというそれだけで、
子ども心に「へぇ〜」とは思った。
そういえば社会人となった今、
東大や京大出たやつは職場にもいるけれど、
灘出身ってのはいないなぁ
生徒数からいっても、
東大卒より灘卒の方が実際「レア」なのかも。
関東だとこれが「開成」ってことになるんでしょうか?
いやいや、
それでドラマはといえば、
湊かなえらしく、
登場人物すべてが不穏な感じ満載で、
なかなかに面白い出だし。
来週も見てみようっと。