2012年10月7日日曜日

希少

「高校入試」ってドラマを何気に見た。

「告白」の湊かなえが脚本というので、
ちょっと面白そうかなと。

舞台になっている「一高」は、
地元の公立では名門という設定なんだけど、
そこんとこが総合選抜時代に育ったぼくには、
ちょっとよくわからない。

高校入試って一応受けたけど、
内申書重視だったから、
試験なんてあくまで形式的なものだったし。

一高以外を卒業して難関大学に入った人より、
一高を卒業して三流大学に入った人の方が、
地元では偉いなんて、、、

その感覚は不思議。

長澤まさみ演じる新任教師が、
どこの高校出たかより今何をしているかの方が重要でしょうに、
みたいに言ってて、
まったく正論なんだけど、
どうもこのドラマ世界ではそうではないらしい。

たぶん今でもそういう地域はあるんだろうな。

たとえばぼくの地域では、
灘を出ているというだけでとりあえず「おっ」とは思う。

それは何と言うのか、
小学生とか中学生とかのころは、
「受験」なんてごくごく一部だけがするもので、
灘とともにこのあたりでは有名な、
浜学園なる塾に通っているというそれだけで、
子ども心に「へぇ〜」とは思った。

そういえば社会人となった今、
東大や京大出たやつは職場にもいるけれど、
灘出身ってのはいないなぁ

生徒数からいっても、
東大卒より灘卒の方が実際「レア」なのかも。

関東だとこれが「開成」ってことになるんでしょうか?

いやいや、
それでドラマはといえば、
湊かなえらしく、
登場人物すべてが不穏な感じ満載で、
なかなかに面白い出だし。

来週も見てみようっと。


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