2012年10月26日金曜日

老醜

石原慎太郎が都政を放り投げて、
新党を作って国政復帰を目指すそうだ。

今こそ自分の出番だと、
勘違いしているに違いないのだが、
はっきり言ってあなたの出番はとっくに終わっている。

80歳にもなって、
国政の生々しい現場に戻りたいなんて、
老害以外の何ものでもない。

この人の言ってることって、
結局「今時の若者は」だけでしょ。

そりゃだれだって歳とればそう思うわな。

でも普通はそれと同時に、
もはや自分の時代じゃないということも、
だんだん気づいて行くもんだと思うけれど、
この人は「若者め」だけが残っている。

まっことに始末が悪い。

成功するにしても失敗するにしても、
2020年の東京五輪誘致に決着がついたら、
身を引くもんだとばかり思ってた。

「最後のご奉公」だって。

バッカじゃないの。

細川護煕っていう首相が昔いて、
その時はキザな奴だとしか思わなかったけど、
首相を辞めたらさっさと政界を去って、
今は陶器を作ってるじゃない。

首相辞めたのが五十代半ば。
そして還暦を期に政界を引退した。

今でも別に好きじゃないけど、
そういう潔さは見習わないとねって思う。

もちろん細川家の財産があるから、
悠々自適な暮らしもできるわけだけれど、
それなら石原だって同じでしょ。

あ、
そうか。

石原は首相にもなってないし、
歴史においては政治的にも文学的にも、
そう遠くない将来に忘れ去られるもんな。

本人もその自覚があるから、
老醜さらして政界にしがみつきたいわけね。

この老害石原と弁論屋橋下がくっついたら、、、

刺激臭が強すぎて、
あ〜頭がクラクラする〜

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