2012年11月30日金曜日

主役


















綾瀬はるかの卓上カレンダー買っちゃった。

今の女優さんの中では彼女が一番好きだな。

屈託がない感じがいいよね。

来年は大河ドラマの主役だし。

応援の気持ちを込めて。

ほんわか気分になれるけど、
世間はそれどころではない。

維新が選挙公約を発表した。

「硬直化した官僚支配壊す」って、
鳩山由紀夫と同じこと言ってんの。

笑ったね。

慎太郎の頭の方がよっぽど硬直化してると思うんだけど。

とにかく慎太郎と橋下徹って、
じいさんと孫みたいな組み合わせが、
どだい無理っちゅうか、
とても二人の意見が合うとは思えない。

育った時代も家庭環境も全く違う二人が、
未来の日本のイメージを共有できるはずないと思うのですが。

唯一意気投合するのが、
破壊衝動なのかもしれない。

何かのために何かを壊すのではなく、
とにかく壊したい。

それじゃただの不良か(笑)

実行力があるって橋下徹はうるさいけど、
理念なき実行力ほど恐ろしいものはない。

それじゃただのテロリスト(笑)

既存の原発は2030年代までにフェードアウトだって。

そのかわり新しい原発をどんどん作る気だろうけど。

まぁこの二人は来年の主役には絶対ならんと願うだけ。





2012年11月29日木曜日

連絡

髪を切って近くのドトールでメールチェックしたら、
ジャズピアニストの押領寺さんから、
「これから三ノ宮でライブ」と連絡が入っていた。

押領寺さんと言えば、
ぼくがじゃず家のセッションに初めて行った時の、
アシストプレーヤー。

それが5年前の話しで、
たまにライブに呼んでいただいては、
飛び入りで歌う経験を積ませてもらっている。

勝手に「まい恩人」リストに登録してます。

で、
ぼくがいたドトールは西宮北口で、
メールを読んだのがライブの1時間前。

こういうタイミングをぼくは重視する。

行くしかないでしょ。

というわけで、
特急に乗って三ノ宮・ベイズンストリートへ。

1年以上ぶりに再会した彼女は、
やっぱり押領寺さんだったけど、
いい意味で貫禄というか余裕が漂っていた。

ご活躍のほどはFacebookで知ってたけど、
やっぱり生でお目にかからないと、
雰囲気の変化はつかめない。

残念ながら楽譜を持っていなかったので、
歌の出来はさっぱりだったけど、
なんだか髪を切るだけのはずだった一日が有意義になった。


















ズームでぼけてますが、
おーりょーじさん。

ライブの伴奏してくれるって約束してくれました♫



















西北北口のツリー。

帰宅すると我が家にもツリーが登場してた。

もう師走かぁ、、、

2012年11月28日水曜日

力作

横山秀夫の7年ぶりの新作、
「64」が滅茶苦茶面白かった。

ちょっと分厚めの単行本だけど、
ほとんど一気読みした。

内容は発売元の文芸春秋のホームページから引用。

D県警の広報が記者クラブと加害者の匿名問題で対立する中、警察庁長官による、時効の迫った重要未解決事件「64(ロクヨン)」視察が1週間後に決定した。たった7日間しかない昭和64年に起きたD県警史上最悪の「翔子ちゃん誘拐殺人事件」。長官慰問を拒む遺族。当時の捜査員など64関係者に敷かれたかん口令。刑事部と警務部の鉄のカーテン。謎のメモ。長官視察の日に一体何が起きるのか? D県警に訪れた史上最大の試練! 組織対個人を緻密に描く横山節は健在。怒涛の、衝撃の、驚愕の長編ミステリーをお楽しみに!

まったくこの通りで、
全国26万人からなる警察組織というもの、
マスコミという人種の生態などが、
非常に(異常に)丁寧に描かれている。

すでに読んだという同僚は、
「終盤がイマイチ」って言ってた。

確かにツメが甘いと感じる部分もあるけど、
そんな欠点を軽く凌駕するほどぼくは面白いと思った。

単なるエンターテイメントとしての面白さではなく、
組織の中で生きる人間の葛藤とか、
夫婦の絆とか、
親子の愛情とか、
ぼくが書くと陳腐だけれど、
まぁそういった人間の深淵を感じさせる出来だ。

完成まで7年かかったというんだけど、
そうだろうなぁと合点する力作だ。

映画化間違いなし。

でも主役の三上広報官は、、、
どうせ佐藤浩市とかがやるんでしょうけど、
本当は不細工じゃないとダメなんだよな。

でも不細工で有名な40歳代の男優ねぇ、
案外いないなぁ?

2012年11月27日火曜日

本命



















最寄り駅の駅舎の横に生えた植物。

まいふぉんに画像加工アプリを入れたので、
とりあえず既に撮った写真でためしてみたら、
なんかいい感じなのでのっけてみた。

そうだ、
そろそろ年賀状用の写真を撮らないと。

それはそうと。

紅白歌合戦に美輪明宏!

しかも初出場!!

集合写真見たけど、
初出場でこれほど態度でかい人、
絶対初めてだよね(笑)

同じく初出場のきゃりーぱみゅぱみゅなんて、
どこいるのかわかんないもの。

昨日の話で言えば、
美輪さんなんてまさに大御所中の大御所ですな。

やっぱヨイトマケ歌うのかな?

大晦日に。

それはそうと。

嘉田由紀子・滋賀県知事が、
脱原発を掲げて新党を立ち上げるそうだ。

この人、
震災のあとすぐに「卒原発」って言い始めて、
原発政策としてはぼくの感覚に一番近い。

脱でも卒でもいいから、
原発を減らす、
とくに新設は絶対認めない立法をする、
その一点のみでミニ政党が集まれば、
なかなか面白い勢力になると思うんだよなぁ。

ぼくはね、
今度の選挙の争点は何と言っても原発政策につきると思う。

これまでの日米関係ってさ、
対等な大人同士ではなくて、
親子とか後見人と非後見人の関係みたいだったと思う。

親しくつき合いながらも飲めないことは飲めないと、
はっきり言う。

原発政策はその重要なメルクマールだと思う。



2012年11月26日月曜日

上下

ユーミンがデビュー40周年なんて聞くと、
かなりこたえるよな。

サーフィンとかスキーとか、
彼女の歌に乗せられて、
日本中の若者が踊り狂っていた80年代は、
ちょうどぼくの高校から大学時代と重なる。

歌謡曲全盛の時代からフォークを経て、
ニューミュージックが市民権を得ていった時代だ。

今の若いミュージシャンが彼女を見る目線は、
昔の若い歌手が美空ひばりを見るかのごとき感じなのかな?

先日、
コブクロの小渕とミスチルの桜井の対談番組があって、
この二人の関係が面白くて、
桜井は同じミュージシャン目線なんだけど、
小渕の方は桜井はデビュー前からのスターなわけで、
どうしても上下関係が出来てしまう。

そういえば石川さゆりの密着番組ってのもやってたな。

演歌界の大御所なんですって!

まぁ彼女もデビューして40年ぐらいになるし、
大ヒットもあって紅白のトリも歌ってるわけだから、
客観的には「大御所」で間違いないんだろうけど、
ぼくとしては違和感があるんだよな。

そういう意味ではユーミンも、
桜井も大御所なんだけど、
いずれにしてもデビューしたてのころから知っているこちらとしては、
やっぱり違和感があるんだね。

大御所とか殿堂入りとかって、
なんだか名誉勲章というか、
相談役というか、
現役終わった感があるからかな?

思いついたんだけど、
大御所の線引きとして、
「物心ついた時にはスターだった人」って感じない?

そういう意味では内田裕也とかかまやつひろし、
島倉千代子なんかは、
間違いなく大御所。

でも小林幸子とか五木ひろしは大御所じゃない。

森進一が微妙ってとこか。

いずれにせよだ。

どんな分野につけ、
大御所って呼ばれていい気になったらおしまいだということよ。

2012年11月25日日曜日

全録

これ見たいなって思いながら、
録画予約を忘れて外出した時、
母にメールで頼むことがある。

でも、
気づいた時には放送時間を過ぎていたり、
後日になって、
過去の番組が話題になって見たくなったりすることもある。

そんな時のために、
導入しました「ガラポン」


















ガラポンって書いてある怪しげな黒い箱がそれ。

この機械を介して右側の2テラのハードディスクに、
地上波7局の番組を1ヶ月分すべて録画してしまうのである。

つまり、
ひと月前までの番組なら見逃しても大丈夫。
しかも、
ガラポンはネットにつながっていて、
出先からでも見る事ができる。












































ってな感じ。
最大の弱点は、

ワンセグなを録画しているので画質が悪い点。
携帯で見るぐらいがせいぜいってとこかな。

すっごく便利ってわけでもないけど、
見逃しがないという安心感は、
なかなかなものだ。

ビデオ録画もそうなんだけど、
こういう機械の存在価値は、
録画した番組を実際に見るかどうかにあるというより、

「見逃した」

「録画しそこなった」

みたいなショックをなくすことの方が大きいようだ。

もちろん、
実際に助けられたこともある。

新しもの好きの新製品レポートでした〜

2012年11月24日土曜日

鷹派

自衛隊を国防軍にするなんて、
安倍晋三ヤッパリ変。

彼、
温和な見かけによらず、
かなりのタカ派だそうだけど、
何かプラモの戦艦ゴッコが好きそうな、
そういう意味での右寄り感ならある。

次の総理は僕だもんねぇ感が、
にじみ出てるのは、
先の選挙前の鳩山ポッポに似てる。

油断するとついにやけそうな、
ウズウズしてる雰囲気が。

実際、
自民党が政権に返り咲くんだろうけど、
このそーりでは、
あっという間に混迷するのは目に見えている。

維新は慎太郎と組んでから、
鮮度が一気に落ちてしまったし、
結果は意外に面白くないかも。

この国に二大政党制が根付くには、
まだ10年ぐらいはかかるのかもしれんな。

2012年11月23日金曜日

注射


















長〜い廊下の突き当たり。

そこに会社の医務室がある。

今年もインフルエンザの予防注射受けました〜

会社の女の子が一人、
といっても立派な女性が、
「注射が嫌いだから受けません」って言うんだけど、
ちゃんと受けといた方がいいですよ〜

やれやれと階下の職場に行くと、
「健康診断行って下さいよ」と別の後輩。

えっ、
マジで?

差し出された日程表を見ると、
きょう行っておいた方がよさそうだ。

さっき注射打った左腕に、
今度は採血のための針が、、、

一日に二度も注射針のお世話になるとは。

問診の女医さんには、
「禁煙しなさい」とネチネチ言われるし。

これまでこれほどキツく言われた事ないな。

喫煙者包囲網がいよいよ厳しくなってきているようだ。

へん、
そんなの知らないよ〜

なんて言っておいて、
あっさり軍門に下ったりして。

そういえば、
「iPhoneにカバー付けんですねぇ、、、」

別の後輩に今日、
笑われたっけ。

●しっかし、インフル注射の直後に採血なんかして、大丈夫だったのかな?

2012年11月22日木曜日

後期

ベランダの防水という、
大仕事を終えた母。

そんな母に新しい保険証が届いた。

「今度から後期や。高齢者でも後期やで」

「もう人生もあとわずかやな」

お気に入りの椅子に腰掛け、
茶をすすりテレビを見ながら語る母。

いいや。

あんたの場合、
人生の後期の意味やろ。

やっと前期75年が終了したんやな。

あと75年頑張りや。



















プライバシー保護のため、
写真には一部モザイクがかけてあります(笑)

●金曜日は

2012年11月21日水曜日

奇麗

昨日と今日の二日間、
我が家のベランダの防水工事があった。

ぼくの部屋はベランダに接しているので、
午前中寝てられるか心配だったけど、
まぁ何とか大丈夫だった。

工事初日のあとの母

工事の人がな、サッシ見て「こんなに奇麗な家は見た事がない」やって(ニヤリ)

二日目のあと母

外した雨戸を戻す時、工事の人が「新品に交換ですか」って言うから、元のですって答えたらびっくりしてはったわ(ニヤリ)

確かに、
我が家が尋常なく奇麗なのはぼくも認める。

いろいろ小ボケをかます母であるが、
この奇麗好きだけは徹底して見事だ。

そんな母の悩みは、
自分の体が弱って満足いく掃除ができなくなること。

そうなったらどないしよう。

我慢できひんわ。

はってでもするで。

この人ならそうするだろうと思う。

会心の笑顔で自慢する母。














プライバシーに配慮して、
顔にモザイクをかけております(笑)

2012年11月20日火曜日

名声

















ピカソ90歳の時の自画像だ。

有り余るほどの富と名声を得た天才画家が、
死の前年に描き残した自らの表情。

あなたはどう見ますか?

先日紹介した「ピカソは本当に偉いのか」の、
西岡文彦氏はこの自画像をミダス王の伝説にたとえて解説する。

古代の王ミダスは酒神デュオニソスによって、触れるすべてを金に変える魔力を与えられたといいます。そのミダスさながらに、ピカソはデュオニソス的な芸術の王として、触れるものすべてが莫大な富に変容する魔力を手にし、彼自身、吐いたツバまで芸術として売られると豪語するに至りました。

人生の終焉を前にして、ピカソは自分が触れたことで富や名声に変容してしまったもののなかに、かけがえのない魂の糧が含まれていたことに気づかずにはいられなかったのではないでしょうか。

凄惨な印象の自画像を見ていると、
なるほどなぁって思えてきません?

もし自分の願いが何もかもかなったら。

永遠の命が得られたなら。

人はこういう表情になるのかもしれないな。

生きている間に売れた絵は一枚だけだったゴッホに比べ、
ピカソは本当に恵まれてるよな、
なんて思ってたけど、
どっちもどっちかも、、、



2012年11月19日月曜日

前衛

「ピカソは本当に偉いのか?」(西岡文彦著、新潮社新書)
がめっちゃ面白かった。

芸術家というのは何となく、
生きているうちは認められず、
死後になって名声が高まるって、
漠然と思っていて、
そういう芸術家は実際多いんだけど、
ピカソは例外中の例外。

彼の名声は生前から高く、
作品の値段も高かった。

彼は「私がツバを吐けば、偉大な芸術として売られるだろう」と、
豪語していたという。

一方で「アビニョンの娘たち」に代表される、
キュビズムという手法の作品は不可解で、
「わからない」ことこそが、
一流の芸術の証みたいなところもある。

本書は、
なぜピカソがあれほど難解な絵を描きながら、
生前においてすでに富も名声も得ることができたのか、
その歴史的背景をわかりやすく説明してくれる。

わかりやすいので、
あっという間に読めてしまうのだけれど、
内容は相当に深い。

たとえば、
写真の発明によって、
画家は物を忠実に描くだけでは太刀打ちできなくなり、
そのことが印象派やその後の絵画表現を生んだ。

それは理解できるのだけれど、
面白いのは「前衛」という概念の根底に、
進化論があるという説明だ。

著者は進化論の登場によって、
変化する事が向上を意味するようになったとする。

時代の変化に乗り遅れたものは生き残れない、という今日では自明と思われている考え方が定着することになった。

「新しい」イコール「良い事」という考えは、
そのルーツに進化論があって、
ピカソのキュビズムなんかが受け入れられた背景にも、
そうした考え方があるわけだ。

ただ、
それでピカソの絵画なんて実はくだらない、
ってことにはならないのがピカソのピカソたるゆえん。

素人には子どもの落書きにしか見えないキュビズム作品も、
実は驚異的なピカソのデッサン力があると著者はいう。

改めて見直してみると写実描写のかけらもないはずの画面なのですが、そこに乱暴に引かれた線やべったり塗られた色面が、じつはこれ以上は考えられないように巧妙に配置され、驚くべき写実性を基盤に描かれていることに気づかされるわけです。

分かる人には分かるということなんですな。

ぼくには全くわかりませんが(泣)

2012年11月18日日曜日

満席

















エヴァQ観てきました。

驚いたのは客数。

予約して行ったから想像はついてたけど、
シネコンで一番大きな劇場で、
しかもレイトショーだったのに満員。

恐るべしエヴァ人気。

内容はですねぇ、、、

ぼくみたいな素人が説明できるようなものではありません。

たぶんぼくより詳しい人でも、
よく分からなかったんじゃないかな?

隣の席の若者も、
「何これ」って感じだったし、
上映後にゾロゾロ出て行く人の表情も、
少なくとも「感動した」って感じではなかったなぁ。

でもね、
こういうのは参加することに意義がある。

ない?

相変わらず人類補完計画とか言って、
もう地球が大変なことになっています。

ぼくとしては、
エヴァの前に上映されたショートムービー、
「巨神兵東京に現る」の方がインパクトあったな。

こちらは東京が凄い事になってしまうのだが、、、

あと、
エヴァのラストには宇多田ヒカルの久しぶりに流れます。















桜流し

開いたばかりの花が散るのを
「今年も早いね」と
残念そうに見ていたあなたは
とてもきれいだった

もし今の私を見れたなら
どう思うでしょう
あなた無しで生きてる私を

Everybody finds love
In the end

あなたが守った街のどこかで今日も響く
健やかな産声を聞けたなら
きっと喜ぶでしょう
私たちの続きの足音


Everybody finds love
In the end

もう二度と会えないなんて信じられない
まだ何も伝えてない
まだ何も伝えてない

開いたばかりの花が散るのを
見ていた木立の遣る瀬無きかな

どんなに怖くたって目を逸らさないよ
全ての終わりに愛があるなら

なかなかいい歌詞じゃんって、
iTunesで早速ダウンドード♫

●YouTube公式動画はあすまで(?)無料公開だそうでーす●母が「選挙選挙って言うてるけど、あんなん、うちら投票行かれへんねやろ?」、、、、さすがにスルーできず「行けます」と教えてあげました。


2012年11月17日土曜日

判読

ただそこに行っては無駄話するだけなんだけど
んじゃまたと別れたあと気分は爽快だ。

実はそんな他愛ない話しの中にこそ、
よく知らない自分の本音が透けて出ているのだろう。

浮き沈みのある日々の心模様が、
微妙にいろどりを変えるのが自分でわかる。

おっかなかった最初の印象(笑)が年月を経て変わり、
面倒見のいい人なんだと今は心底思う。

出会えて本当によかった。

とってもとっても感謝してます。

鬱陶しがらず今後もよろしく〜

●遅ればせながらペンギン様へ。

2012年11月16日金曜日

選択

民主党から離党者が相次いでいる。

もはや沈みかけた船同然、
鳩山や菅や野田さえも当落不明とまで言われる状況だ。

確かにひどい3年余りだった。

特にどじょうが首相になってからは、
対米追従と官僚の言いなりが激しく、
ぼくは嫌悪感すら抱いた。

だがしかし、
問題は、

じゃ自民党なのか?

という点だ。

もちろんぼくはノーだ。

だから、
もう自民の政権返り咲きは当確かのような、
マスコミ報道には疑いの目を持ってしまう。

あれほど倦んで別れを告げた自民党政権に、
たった3年余りで逆戻りですか?

そりゃないだろ。

何にも変わってないぜ、
あの党。

自民党政権に逆戻りすれば、
間違いなく言えることは、
その時点で脱原発の道は一瞬で消滅する。

約50もの原発をこの地震大国に作り続けてきたのは、
ほかならぬ自民党政権下においである。

そのおびただしい原発を、
とりあえず大飯を除いて止めているのは、
民主党政権なのである。

そういう意味で、
もしも自民か民主かの二者択一なら、
ぼくは迷わず民主をとる。

どじょうは好かないけれど、
脱原発派としては自民はあり得ない。

日本は3年前、
保守とリベラルの2大政党の実現へ、
大きく舵を切った。

もしたった3年でいつか来た道へ戻るなら、
日本人はやっぱり健忘症民族だということになるし、
そんな国なら脱原発はそもそも無理、
ということになる。

3.11の犠牲者に対する生き残った者の責任として、
自民という選択肢は絶対にあり得ないと思う。

2012年11月15日木曜日

余裕

新聞の書評で、
ある本が面白そうだったので、
Amazonで注文しようと検索したら、

お客様は、2012/4/17にこの商品を注文しました。

だって。

びっくりして積んどくの本を探したら、
確かにあった。

Amazonって親切!

自分の痴呆を棚に上げて感心する。

というか、
Amazon余裕だよね。

楽天だったら絶対二度売ると思う。
(違ってたらすいません)

余裕といえば、、、

安倍晋三ってさ、
もう次の総理大臣はオレだって余裕が、
体中からにじみ出ててやだな。

今日の党首討論の話しだよ。















突然16日に解散するとどじょうに言われ、
一瞬動揺したものの、
どじょうの苦し紛れの大ばくちだと気づいて、
最後は笑みすら浮かべて「選挙戦で相まみえることを楽しみにしております」だって。

ご存知の通り、
ぼくはどじょうが嫌いだ。

でも、
今日の党首討論に限っては、
どじょうの勝ちだったと思う。

絶対勝てるって余裕かましてたら、
案外痛い目に遭うっていうのは、
昨日紹介した「のぼうの城」と同じ。

安倍晋三が石田三成に重なって見えたよ。

森光子が死んじゃったなぁ。

新聞の一面ででかでかと訃報が載るなんて、
芸能界ではあと、
あの人とあの人ぐらいしか思い浮かばない。

どの世界でも大物がいなくなるご時世なんですね。


2012年11月14日水曜日

木偶

公開中の「のぼうの城」(犬童一心監督)を観た。

特に理由があったわけではなく、
たまたま空いた時間にやってたのが、
これだったし、
ネットの評価も意外によかったので。

とにもかくにも主演の野村萬斎につきるな。

2時間40分が長く感じなかったということは、
それなりに楽しめたってことだと思う。

いろいろ小言を言いたい部分もあるけれど、
それはやめとく。

なんだかさ、
最近、
このブログもそうなんだけど、
政治への批判を書いているうちに、
自分の中で批判癖がついてきたようで、
何だかやなんだ。

たとえそれが世のためと思っていても、
誰かや何かを批判するのって基本ダーク、
自分の心にある種の「攻撃性」を育ててしまう。

国会中継を見ていて思うけど、
あそこに並んでいる人らはみな、
批判し批判されることが日常の人々だ。

そんな日々を何年もすごしていたら、
どんな人でもみんなあんなツラになってしまう。

そういう意味では彼らもご苦労さんなことだ。

ここんところが肝心なんだけど、
だからといって、
批判精神を封印して、
のほほんと暮らすばかりでは、
大人としての責任がなさすぎる。

言うべき時には言う。

たとえそれが何かのはずみであっても、
言ってしまったら責任はとる。

そう、
のぼう様のようにね。

てなことを感じさせられた映画でした。

●昨日のブログ、公開しそこなってました。一応書いて、タイトル何にしよっかなぁって考えてたら、保存のままに、、、情けない、、、


2012年11月13日火曜日

液晶

iPadminiの実物を先日初めて触った。

ちっちゃくて薄くて軽い。

でもダメ。

これ絶対ダメ。

液晶がダメなんだ。

あれじゃ初代iPadと同じ。

画面が小さいから、
ネットなどの文字も基本的に小さい。

なのにあの粗い解像度では、
読みにくくて仕方がない。

少なくとも電子ブックとしては、
全く使い物にならな

小さいからこそ、
高精細なRetinaディスプレイにすべきだったと思う。

もしクリスマスなどにiPadmini購入を検討している人がいるなら、
考え直した方がいいと思う。

今買うなら普通の大きさの最新型iPad。

miniのサイズがいいなら、
いずれRetina搭載の新miniが出るだろうから、
それまで待つべきだ。

2012年11月12日月曜日

想像

昼頃起きると母が開口一番、

きょう京都にエリザベス女王来てはんの?

エリザベス女王杯(エリザベスじょおうはい)とは日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場の芝・外回り2200メートルで施行する中央競馬の重賞(GI)競走である。略称は「女王杯」「エリ女」など。(Wikipedia)

などと説明することなく、
ぼくは一言、

さぁ?

無愛想な返事。

親不孝な息子でしょうか?

でも、
んな豆知識を母が知っても仕方がないじゃん。

母の中ではエリザベス女王はきょう京都にいるんだ。

そんな母のイメージを、
ぶち壊す方がかわいそうだという考え方だってある。

そうそう、
夢の話しの続きなんだけど、
同じ事考えてゆうべ寝たけど、
仁科明子はあらわれなかった。

第一、
仁科亜季子が今の芸名なんだってね。

そんなことすら知らないぼくの夢に、
出てくるのがおかしいっちゅうの(笑)

2012年11月11日日曜日

登場

ある事を考えながら二度寝したら、
夢の中に仁科明子が出てきた。

夢の内容ってほっとんど覚えていないぼくなのに、
その夢の事は結構リアルに今でも思い出せる。

訳があって仁科明子の家に行くんだけど、
ドアを開けてちょっとした階段を昇ると、
そこは座敷で、
テーブルに鍋料理の支度がしてあって、
仁科明子が座っている。

ぼくは、
ここに来ることになっていて、
でも、
どこに座ったらいいか分からなくて、
とにかく下座だよなと思って、
床の間の掛け軸を探すんだけど、
何とその座敷には床の間が二カ所あって、
掛け軸もそれぞれにかけられている。

どっちが上座か下座かわから〜ん、

ってところで夢からさめた。

いやぁ夢って不思議不思議。

ぼくは仁科明子のファンじゃないし、
半世紀近い人生においても、
彼女のことをテレビで見たり考えたりしたのは、
トータルで30分もないんじゃないかな?

なのに、
なしてアンタが出てくるの?

もちろん寝る直前に考えていた事と、
ある程度関係があると推測できるけど、
どう考えてみても、
その事と仁科明子が結びつかない?

だれか解説してくれないかなぁ。

えっ、
寝る前に何を考えていたかって?

それは内緒ですけど、、、

寝てる間のぼくって、
一体何考えてるんでしょうねぇ、、、

もう一度同じ事考えて寝たら、
再び現れるのでしょうか?

現れたらいよいよ不思議だよね〜

2012年11月10日土曜日

流行

きのう、
流行語大賞のノミネートが発表されたね。

オスプレイ/いいね!/原発ゼロ/ナマポ/iPS細胞/もっといい色のメダル/維新の会/維新八策/塩こうじ/爆弾低気圧/遠隔操作ウイルス/これまでに経験したことのないような大雨/近いうちに解散/東京ソラマチ/ワイルドだろぉ?/27人のリレー/手ぶらで帰らせるわけにはいかない/竜巻/ネトウヨ/50℃洗い/終活/ロングブレスダイエット/LCC/美魔女/タニタ食堂/ジュリー/決められない政治/体幹トレ/街コン/ビッグパフェ食べたい/奇跡の一本松/金メダルに負けない人生/ソー活/佐川男子/あじさい革命/イクジイ/たかが電気のために/チーム力/休眠口座/キンドル/金環日食/うどん県/ステマ/この人を見よ/キラキラネーム/霊長類最強女子/オッケ~/第3極/自称霊能者/野獣

ニュースとしてはiPS細胞は大本命だと思うけど、
言葉自体は今年出てきたわけではないからなぁ。

そういう意味では「近いうちに解散」なんか象徴的かも。

明るい感じでは「手ぶらで帰らせるわけにはいかない」かな?

でもこのセリフ、
生中継で聞いた瞬間、
ちょっと芝居がかった感じがしたのを覚えている。

「うどん県」とか「塩こうじ」は今年なんですか?

「体幹トレ」も前からあったような、、、

あとはねぇ、
「ワイルドだろぉ」とか、
「50℃洗い」は今年流行ったんだよね。

「東京ソラマチ」は関東ローカルすぎ〜。

何だか全然知らないのもあるぞ。

「この人を見よ」、
「オッケー」って?

「竜巻」って流行語ですか?

あと、
大っ嫌いなのが「終活」。

いろんな活動があるけど、
これほど嫌いな活動はないな、
というか、
それを言うなら生きているということは、
すなわち「終活」でしょ。

別な意味で、
「維新八策」も嫌いだね。

ま、
好き嫌いで選ぶんじゃないってことはわかってるけど。

わりと世間並みな生活してきた一年だと思うんだけど、
本当にこんなの流行ったのって感じのが多いな。

あなたにとっては、
どれが今年の流行語大賞ですか?



2012年11月9日金曜日

伝達

たまには母に飯をおごってやろうと、
近所のパスタ屋に行った時の会話。

ぼくモグモグ

んで新しくなった阪急行ったんかいな?

母モグモグ

うん

ぼくモグモグ

あの広い吹き抜けとかいうのも見たん?

母モグモグ

もちろん、今エンゲイやってるわ

ぼくモグモグ

(演芸?吉本でもやっとるんか?)

(0.2秒)

ミワをな

(阪急で美輪明宏がライブ?美輪が演芸か?)

(0.1秒)

母モグモグ

園芸や

庭や、
イングリッシュガーデン

ぼくモグモグ

(!)

ぼくモグモグ

(何事もなかったかのように)

ふ〜ん

ぼくと母のコミュニケーションは、
こういう綱渡りで毎日成り立っています。

コミュニケーションといえば、
最近手に入れた本が面白すぎる。



















橋下徹著「図説 心理戦で絶対負けない交渉術」

彼が弁護士時代に書いた本。

どんな相手も丸め込む48の極意!

言い訳、責任転嫁、あり得ない比喩、立場の入れ替え、前言撤回・・・・

思い通りに相手を操る非情の実戦テクニック!!

自分のペースに引き込むかけひき論から、相手を説き伏せるレトリック、鉄壁の交渉話術まで、橋下流・最強の交渉術を明かす!

表紙によくこれだけ書けたなというぐらいの、
コピーの数々。

中身もかなり面白い。

今の橋本市長のコアに触れられる一冊だ。

●金曜日、平日ですな。元町散歩しようと思います。



2012年11月8日木曜日

再選

オバマ再選。

ニュースで見たけど、
ぼくの中にあの時の興奮はまったくなかった。

4年前、
「チェンジ」をスローガンに、
アメリカ初の黒人大統領が誕生した時、
日本人であるぼくであっても興奮した。

何が変わるのか分からなかったけど、
何かが変わるのだろうと期待した。

でも、
それは幻想だった。

もちろん、
アメリカ国内的には保険のことや、
イラク戦争を終えたことなど、
変革はあったのかもしれない。

でも結局煎じ詰めれば、
オバマ政権がもたらしたのは、
1%が99%を支配する、
希望なき格差社会だったというのは、
多くが指摘するところだ。

オバマでなければ、
もっとひどいことになっていた、
という考え方はあるだろうけれど、
ぼくらは「チェンジ」を期待していたわけではない。

期待させた方より、
期待したこちらが馬鹿でした、
ということが、
一番の教訓だったような気もする。

だから今回オバマが再選されても、
ちっとも感動しないんだと思う。

日本はより状況がひどい。

「政権交代。」

あの「。」はまさしく、
「それで終わり」という意味だったのだなと、
今更ながら思う。

本当は政権交代、そして、、、
って続かなければならなかったのだが、
交代はしたけれど、
状況は自民党時代と変わらずじまい。

いや、
鳩山とか菅とかは、
それでも何とか変えようとしたと思う。

沖縄の基地問題、
脱原発。

でもそれらは、
ことごとく潰された。

で今度の総選挙ではまたもや政権交代必至だそうだ。

自民党の面々は何も変わらず、
安倍晋三という「再利用」党首。

ぼくらはこの政党にうんざりしていたのではなかったのか?

自民党が勝って、
安倍晋三が総理大臣に返り咲いた時、
ぼくはオバマ再選の時よりもっと深い、
絶望に陥るだろう。





2012年11月7日水曜日

発散

いやぁ今日は、
夕方まで寝てました。

病気じゃないですよ。

いたって健康。

健康だと人間こんなに寝れるんだぁって、
自分で感心するぐらい寝ました〜(笑)

でも、
そのままではちと、
もったいなさすぎる。

大丈夫。

行ってきました。


















ライブ会場です。

だれのライブでしょう。

わかるわけないか。

「くるり」です。

「ハイウェイ」しか知らないけれど、
ちょっと成り行きで、、、

客層はそう、
大半が30歳前ぐらいの女性。

年齢は適当ですが、、、

ほいで、
ちょっと目についたのが「ボーダー」柄。

視界に入っただけで、
8人ぐらいの女性が何らかの「ボーダー」でした。

流行ですか?

当たり前といえば当たり前なのだけど、
ファン層ってのがありまして、
くるりのファンは、
非常にマジメな感じの女性が多かった。

立てと言われなくても最初からオールスタンディング。

さりとて熱狂的かというとそうでもなく、
お決まりのフリとかコーラスとかもなく、
ただとりあえず立って、
軽く手拍子程度。

あと、
先日のjujuもそうだったんだけど、
最近のライブって、
ライブ中にアーティストがグッズの説明すんのね。

大事な収入なんだろうけど、
ちょっと商魂入りすぎ?

そんなことより、
肝心のライブですが、
何となくいい気分にはなった。

どう言えばいいのかなぁ、
宙ぶらりんの気持ちを、
宙ぶらりんのまま受け止めてもらった感じ?

それってハンモック?

激しく発散するのではなく、
暖かく包むというのでもなく、
えも言われぬ心地よさ、
それは彼らの音楽がそういう感じで、
そういうのを好むファンが集まって、
そのファンが醸し出す雰囲気ということかなぁ?

それともベースラインが原因?
よくわかりませんが。

唯一知っている「ハイウェイ」もやってくれました。

絶対やらないと思っていたけど。















ぼくが撮ったんじゃないですよ。

韓国でのライブの模様です。


2012年11月6日火曜日

断層

どじょう内閣の支持率が19%だと読売新聞。

20%割り込むと「危険水域」だそうで、
なんだかマスコミが一斉に野田下ろしに動き出した感じ。

こうなったらもう逃げ場ないな。

年内解散っぽいな。

すぐ辞めた法務大臣といい、
大学の新設を止めてひんしゅくをかってる文科相といい、
先の改造が裏目に出たというか、
墓穴を掘ったとしかいいようがない。

あの二人はとどめの刺客か?

まぁとにかくだ。

大飯原発の活断層調査の結果を先延ばしにして、
とにかく自民党に政権交代させようという、
強烈な力学が働いているとしか思えない。

今日のクローズアップ現代では、
原発労働者がどんどん減っているとやっていたな。

作業員の累積被爆が増えているのと、
東電の経費削減のあおりで、
給料が激減しているのだそうだ。

命がけの作業で月給20万円ってどういうこと?

東電本社社員の給料と比較してみたいわ。

番組によると、
除染作業の方が割がいいらしい。

福一の廃炉には最低でも40年かかるといい、
だれも作業員がいなくなった、、、
みたいなことが笑い話でなくなる可能性すらある。

外国からの出稼ぎ労働者でも雇う気だろうか?

福島原発事故だけでこれである。

もう「次」は絶対にあってはならないのである。

ぼく、
絶対って言葉、
意識的に使わないようにしているけれど、
これはやっぱり「絶対」でしょ。

冒頭書いたけど、
大飯原発の活断層問題だって、
疑わしければ止めろよって思う。

活断層だ、
いや地滑りの跡だなんて、
学者が議論しているあいだに、
次の震災がきたらどーすんの?

それに、
学者より関電の調査の方が権威があるっぽい雰囲気も、
なんかおかしくない?

あんなの調査じゃなくて、
単なる視察。

データとかは関電が用意したものを使って、
結局「活断層とは断定できなかった」みたいに、
玉虫色の結論出すんだろう。

この国の茶番劇、
いつまで続くんでしょうか?

2012年11月5日月曜日

純愛

唐突ですが「純と愛」面白いですか?

おっと、
その前に見てますかぁ?

一応「梅ちゃん先生」からの流れで、
ここまでは欠かさず見ているけれど、
これって朝ドラとしてはかなり異端?

主人公の若い女優さんは熱演していて好感は持てるのだけれど、
いかんせんストーリーがどこへ向かおうとしているのかが、
未だにさっぱり見えない。

「家政婦のミタ」の脚本家の作品なので、
ぶっ飛びストーリーじゃ覚悟してましたが、
そういう意味では弾けきれてないのかもしれないな。

そうそう、
内容もさることながら、
このドラマの最中に、
異様に地震速報が多いのはなぜ?

確か初回の出だしがいきなりそうだったんだよな。

あれ、
作ってる人ら「最悪」って思ったに違いない。

その後も何度もあって、
「梅ちゃん」の時は一度もなかったと思うんだけど、、、

祖父が建て、
父が台無しにしているホテルを立て直したい女性と、
他人の本性が見えるというオカルティック青年の、
不可思議なラブストーリーに、
もう少し付き合ってみましょうかねぇ、、、

ただ、
一流ホテルのロビーで大騒ぎするのと、
武田鉄矢の不自然な大阪弁だけは、
どうにかして欲しいもんですが、、、


2012年11月4日日曜日

万感






















おかげさんで日本一。

万感です。

ダントツの優勝候補と言われながら、
シーズン開幕当初は調子が上がらず、
四月には借金7ではや「V絶望」なんて言われた。

結局2位に10ゲーム以上つけて、
ぶっちぎり優勝したものの、
クライマックスでは中日に崖っぷちまで追い込まれ、
そこからうっちゃり3連勝。

ハムとの日本シリーズも、
幸先よく連勝したものの、
札幌では1勝2敗。

今日の試合だって、
3点を先制したものの、
中田翔に同点スリーランを浴び、
どーなることかと思いきや、
満身創痍の主将阿部が決勝打。

日本一という結果は華々しいけど、
ここに至までの7ヶ月の道程は、
決して平坦ではありませんでした。

そもそも、
グラウンド外でも清武騒動で、
無用な嵐に巻き込まれ、
ヒヤヒヤさせられっぱなし。

ま、
それが逆にチームの結束を高めた側面もあるだろうから、
清武氏には今となっては感謝せねばならぬかもしれない。

とにもかくにも、
泣いたり笑ったりした今年のプロ野球も、
本日をもって事実上打ち止め。

胴上げで11度宙に舞う原監督。

もう一度書こう。

いやぁ万感、
肩の荷が降りた。。。

●巨人は最高だったが、ぼくは最低。今日って文化の日だったのですね。各方面ご心配をおかけしました、、、




2012年11月3日土曜日

続編

「最後から二番目の恋」のスペシャルを見た。

今年の一月から三月にかけて放送された、
連ドラの続編にあたる。

元のは、
ぼくはそれなりに面白かったけど、
それ以上に、
周囲の女性陣に好評だったのが印象に強い。

結論を言うと、
スペシャルは抜群に面白かった。

いろいろな登場人物のうち、
ダブル主役の中井貴一と小泉今日子の関係に、
よりフォーカスしたのがよかった。

これは、
連ドラで登場人物の造形がされていればこその、
大きなアドバンテージだろう。

それに、
スペシャルで始めた登場した、
リリー・フランキーがめちゃ最高。

ブレない人間って、
ああいうのを言うのだろうな。

周囲に媚びず、
さりとて突っ張るわけでもなく、
いわゆる自然体。

何もかもお見通しなようでいて、
説教臭いわけでもなく、
さりげない一言がカッコいい。

ああやって脱力しながら、
やりたいことだけやって生きられたら、
いいだろうなぁ、
なんて思ってみてた。

中井と小泉の掛け合いも、
「アドリブか?」と思わせるほど、
絶妙の呼吸に磨きがかかっている。

これ、
季節ごとにこうやって単発でやってくれたら、
結構はまっていくかも。

●ちなみに、土曜日昼頃、元町あたりにいますからねぇ〜って、祝日だったので、取りやめます。

2012年11月2日金曜日

後味

日本シリーズ第5戦は、
巨人が10対2でハムを下し、
3年ぶり日本一に王手をかけた。

だがこの試合、
非常に後味が悪かった。

それは4回表の巨人の攻撃だった。

無死1塁でバッターは加藤。

足を故障した阿部に代わり、
シリーズ初のスタメンマスクをかぶった。

ハム多田野の投じた球は、
送りバントの構えをした加藤の頭の方へ。

球はキャッチャーのさし出したミットも弾き、
バックネットへと弾かれて行った。

暴投である。

もんどりうってひっくり返った加藤は、
なぜか頭を両手で抱えている。



何が起きたのか一瞬わからなかった。

テレビ解説の古田は、
「避けたバットが頭に当たったのかも」と、
最初言った。

でもビデオリプレイを見ると、
球は加藤にかすりもせず、
バットも当たっていなかった、、、

つまり加藤は頭にデッドボールを食らったような、
芝居をしていたのである。

この猿芝居にまんまと引っかかった主審は、
多田野を危険球退場としてしまった。

普段温厚なハム栗山監督もさすがに抗議。

約5分間粘ったけど、
結局受け入れてしまった。

サッカーでも大袈裟に倒れて、
ファウルをとろうとするプレーがあるけれど、
それはシミュレーションといって逆に反則だ。

今回は退場になるべきは多田野ではなく、
加藤の方であるべきだった。

ぼくは巨人ファンだから、
巨人が勝つのは嬉しいけれど、
それ以上に良い試合を見たい。

加藤の猿芝居と、
見逃した節穴審判のおかげで、
折角の一戦が台無しになってしまった。

阿部の代役加藤が必死だったのはわかるけど、
こんなダーティーな行為はすべきではなかった。

王手はかけたものの、
この屈辱的敗戦にハム戦士が黙っているとは思えない。

この1勝が高くつくことにならねばいいけどね。

2012年11月1日木曜日

無力

人を従わせるのに最も有効な手段は、
無力感を味あわせることだと、
何かで読んだんだけど思い出せない。

これは言えてるなぁ。

どれだけ民意が離れていても、
どじょうは首相に居座るし、
次の政権が自民だろうが維新だろうが、
民主のままだろうが、
どうせ脱原発には向かわないだろう。

日本が敗戦後、
どれだけ対米追従をさせられ、
自主独立の動きが封じ込められてきたか。

沖縄から基地を減らそうと、
どれだけデモをしても、
基地が減るどころか、
オスプレイなどという厄介者まで現れ、
おまけに米兵は少女をレイプする。

いろいろな事を知るのは大事だけれど、
知れば知るほど、
民主主義さえ資本主義の奴隷になっていることに気づき、
個人の命や尊厳は、
「二の次」なのだと思わざるを得ない。

八方ふさがりで打つ手がなく、
さりとて自爆する勇気もなく、
少なくとも自分自身は今のところ安全地帯にいるという、
そんな情けない理由にかこつけて、
矛先をおさめてしまう。

こうしてブログに書いて、
オレは抵抗している気になっても、
所詮ただの「ガス抜き」でしかない。

1%が99%を支配する世界は間違いだと思うぼくは、
本当に99%の側にいるのだろうか?




遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...