2013年7月28日日曜日

満席

泊まり明けのフラフラ頭で、
「風立ちぬ」を梅田で観た。

土曜の昼間。

もう満員でした。

恐るべし宮崎駿。

だいたい2時間。

まったく飽きずに観させてもらった。

事前に聞いてた「ラブストーリー」
っていうのとは、
ちょっと違う気がしたけれど、
冗長になりそうなストーリーを、
把握させられるギリギリまで省略した、
手際のよさはさすがだなぁ。

でもちょっと省略しすぎて、
感情移入できなかったかなぁ?

リアルな時代描写と同時に、
関東大震災や空想場面の、
大胆なアニメ的(?)表現も見事。

それより一番驚いたのは、
上映が終ったあとも、
みんなが席を立たなかった点。

エンドロールも終って、
場内の明かりまでついたのに、
みんな、
なかなか席を立たない。

ぼくは中程の席だったので、
みんな立ってくれないと、
出るに出れない感じ。

あれ何だったんだろう?

感動の余り、
っていうのとはちょっと違う。

余韻に浸るというのとも違う。

何コレという白けたムードではもちろんない。

不思議な静寂。

あと、
主人公の声に賛否があるようだけれど、
ぼくは、
とってもよかったと思った。


















エレベーターも、
風立ちぬ仕様。

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