南米旅行2日目(1月21日)
わずかばかりの仮眠を終え、
早朝、
リマ・ホルチャベス空港からクスコ・アステテへ。
この日のクスコは暑かった。
とりあえず10時半ごろにホテルにチェックインして、
午後からの市内観光にそなえ2時間ほど休憩。
この観光ツアーはガイドがついていたんだけど、
英語の話せるペルー人女性。
ツアー客の日本人はぼくだけだった。
そして最初の見学場所、
カテドラル・サント・ドミンゴ教会でのこと。
実は旅行に備えて、
出発2日前にメガネを作ったんだけど、
ほとんどこの時初めて着用した。
確かによく見えて、
やっぱりよかったと思ったんだけど、
少し目が疲れたので、
外した。
その時、
目の前にモヤがかかったようになって、
あれれ、
ヤバいかも、
と思う間もなく、
ぼくは膝をついて意識を失った。
旅行日程表にはこう書いてある。
クスコは標高3400メートルに位置するアンデス山脈の町です。高山病の諸症状を感じられる際は、無理をなさらずガイドにご相談下さい。
ガイドのアシスタントの現地青年の動きは早かった。
一人がぼくに気付け薬をかがせてくれ、
ぼくはすぐに意識を取り戻した。
そしてもう一人は水を買いに行ってくれた。
ぼくはしばらく近くのベンチに座って、
ゆっくり息をするよう指示された。
すると、
今度は同じツアーに参加していた、
若い外国人女性が、
倒れてしまった。
ぼくはその後、
なんとか立ち直って、
最後までツアーに参加できたけど、
若い女性の方は、
途中でバスを降りてしまった。
彼女、
ぼくに影響されたんだろうな。
悪い事をした。
この一件でぼくは、
メガネをかけることがすっかり怖くなってしまった。
一人の時にあんなことになったらどうしよう、、、
郊外にあるサクサイワマン城塞の石積み。
何故このような複雑なことをしたのやら?
左側の青年が、
倒れてからずっと付き添うように行動してくれた。
さらに高い場所にある用水施設?
なんかも見学して、
なんとかホテルに夜帰る。
この日の夕食は、
ホテル併設のレストランで食べることに。
ところが、
すさまじくマズイ。
これは一応ナポリタンスパゲティー。
麺に比べソースが少なく、
麺は生ゆで、
ソースはジャムの味。
さすがのぼくでも、
自分で作った方が上手いと断言できる。
それほどのマズさ。
食に期待はしてなかったけど、
これはこれは、、、
それやこれや。
踏んだり蹴ったり。
先行き不安だらけの一日となった。