あらためて思うのは、
金をとるのは難しい。
日本は海外で開かれた冬季五輪では、
過去最高の8個のメダルをとったけど、
金は羽生の1個。
それも、
チャンがずっこけてくれた、
かなり棚ぼた色の濃いものだった。
羽生が「悔しい」と繰り返していたのも当然だ。
銀メダルっていうのは、
そういう意味で悔しい「銀」になるケースが多い。
最後の最後で負けた証でもあるわけだから。
ジャンプの葛西が「悔しい」と、
現役続行を表明したのも当然だ。
一方で、
銅メダルの場合は、
嬉しい「銅」のケースが多い。
メダリストか否かは、
3位と4位の違い以上にはるかに大きい。
だから、
一番悔しいのは、
4位だよな。
上村愛子、
高梨沙羅、、、
特に上村の場合は、
長野五輪の時から見て来たから、
何とかメダルをって、
かなり応援していたし、
彼女の頑張りも素晴らしかったし、
どうにかメダルという形を与えて欲しいと思っていた。
彼女がメダルを逃した直後のインタビューで、
「なんだろう」
と何度も何度も繰り返しながら、
清々しい表情で語っていたのは、
本当に見ているこちらが救われた。
負けたのは悔しいけど、
やりきった感はある。
あと。
真央ちゃんがフリーを終えた直後のインタビューも、
印象的だった。
「ショートで取り返しのつかないことをしてしまったけれど、私なりの恩返しです」
みたいな内容だったよね?
オリンピックなんだから、
「国」を背負うプレッシャーがあるのは仕方が無い。
でも結局は選手がどう思うかが大事であって、
上村や真央ちゃんが4年後目指すというなら、
頑張ってもらいたいなと思う。
最後に一番感動的だったスピーチを。
●月曜日に元町に寄ります。
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