朝7時半、
マチュピチュ遺跡行きのバスに乗ろうと、
列に並んだんだけど、
待てど暮らせどバスは来ない。
土砂崩れの影響かと思いながら、
待つ事2時間、
やっと運行が開始された。
登山受付は午前と午後の2回だけ。
午前は10時のみ。
間に合うか少々焦る。
午後2時30分には帰りの電車に乗らなくてはならない。
その前にはホテルのチェックアウトもしないといけない。
この時点で、
ワイナピチュ登山以外の遺跡見学はあきらめることにした。
前日と違いガイドはいないので、
間違いのないよう、
何度も係員に確かめながら向かう。
登山口にはすでに列。
この山、
せいぜい200メートルほどで、
1時間ぐらいで登れると聞いていたけど、
とにかく急。
階段とかワイヤーとか整備されているけど、
なにせこっちの準備が悪い。
普段、
梅田を歩いているまんまの格好で登るのは、
かなりキツかった。
これは、
頂上からさらに続く石の階段。
インカの人々は、
こういう道を延々と張り巡らせて行き交っていた。
頂上からの景色。
遺跡を眼下に。
下山してからあらためて、
見上げるワイナピチュ。
電車には間に合いました。
行きとは違い、
相席したのはアメリカ人ツアーの団体さん。
ぼくの隣に座っている帽子のおじいさんは、
なんと大学の数学教授とのことでした。
オリャンタイタンボ駅から、
ふたたび車で2時間。
ホテルに帰ってクタクタ。
でも、
もうあのマズイレストランで食べる気はない。
クスコ市内 のレストランに、
タクシーで行った。
エクアドルの事件のことがあって、
少々不安だったので、
ホテルの係員にタクシーを止めてもらい、
行き先と料金を確認してから乗った。
日本人が経営しているという、
ペルー料理店に。
これはアルパカステーキ。
旅に出て、
初めておいしいと思える料理だった。
●金曜日に元町行きます。