南米旅行1日目(1月20日)
大阪・伊丹〜リマのホテル
ぼくが申し込んだツアーは、
【世界遺産×ひとり旅】南北アメリカ横断世界遺産紀行!大人気のボリビア・ウユニ塩湖&マチュピチュ遺跡&グランドキャニオン
つー、
いかにも欲張った名前。
12日間でこれだけのコースを回ることが、
どれほどしんどいか。
その時は知る由もなく、、、
さて。
一人旅ではあるけれど、
一応ツアーだから、
ホテルだけ一人部屋で、
あとは何人かでまとまって行動するもの、
とばかり思っていたけど、
集合場所の伊丹空港の指定された場所には、
この看板があるばかり。
待っていても埒が明かないので、
さっさと一人で成田空港行きJAL便に。
成田空港で最後に食べたラーメン。
死ぬほどまずく、
驚くほど高かった。
成田で待たされる事約7時間。
やっと離陸した成田発ロサンゼルス着のアメリカン航空で、
隣の席に座っていた若者が読んでいた本。
中国人だったのだろう。
一言も言葉をかわすことはなかった。
ロサンゼルス空港では、
オバマ大統領がお出迎え。
30年前に来た時は、
レーガン大統領だった。
4時間ほど待って、
ペルー・リマ行きラン航空に乗り換え。
当たり前だけど、
アメリカの空港に喫煙室などはない。
飛行機の窓からは、
なんか知らんけど、
高い山脈が見えた。
特筆しておくと、
このラン航空の機内、
めっちゃ寒い。
薄いダウンを着て、
毛布をかぶって、
ただただじっとしていた。
あとから聞いたら、
ただエアコンの設定がきついだけなのだそうだ。
リマ・ホルヘチャベス空港に迎えに来てくれていた日本人ガイドの案内で、
やっとホテルに。
家を出てから30時間超。
現地時間で午前1時を回っていた。
それから諸注意を受け、
部屋に入ったのだけど、
翌日の集合時間(といっても一人だが)は6時だったと思う。
どんな旅行でもそうだろうけど、
目的地に夜入るのは寂しい。
周囲の雰囲気はわからないし、
ホテルのカウンターにも、
当直の人が一人いるだけ。
しかも、
すでに高度は3000メートル超。
酸素の薄さは感じなかったけど、
そのことが、
翌日の「事件」へとつながって行く。
ホテルは禁煙がタテマエだけど、
風呂場の換気扇の下で一服し、
4時間足らずの仮眠をとる。