2014年2月17日月曜日

会話

ほぼひと月にわたって、
南米旅行のことばかり書いてきた。

海外旅行から帰ると、
たいがいいつも、
次はどこに行こうかな?

と考える。

でも、
現実のサラリーマン生活に戻ると、
途端にそんな考えは消え失せ、
休みの日はただただ寝てたいとか、
映画ぐらい見ようかと、
ダメダメおじさんに逆戻りしてしまう。

世間には、
休みになるとすぐに海外に行ってしまう人も多いらしい。

確かにアジアだったら、
3連休あれば、
朝イチで飛んで、
しっかり遊んで、
帰ってくることも可能だろう。

ぼくの手元には、
「5日間の休みで行けちゃう絶景・秘境」
という本がある。

5日間あれば、
世界のかなり多くの場所に行けるんだよね。

年に1回ぐらいなら、
行けるかも。

突然思い出したように書くけど、
南米行くんだったら、
少しはスペイン語を学んで行けばよかった。

本当に、
まったく勉強しなかったので、
オラとかグラシアスぐらいしか使わなかった。

といって、
日本語は全く通用しない。

だから、
片言の片言であっても、
英語が話せる、
理解できる、
ということは、
本当にありがたい事だと再認識した。

現地のガイドだって、
そんなに流暢に英語をしゃべれるわけじゃないので、
片言の英語同士、
それなりに仲睦まじく過ごせた。

ただ、
アメリカではそうはいかない。
奴ら、
こちらが英語をペラペラだという前提で話してくるし、
ちょっとでも頓珍漢な返事をすると、
絵で描いたように鼻で笑うし。

かつては、
フランス人が英語しゃべれるくせに、
わざとフランス語しかしゃべらないとか言われたように思うけど、
イマドキのアメリカ人も大概偉そうだ。

ただ、
どんなにブロークンだろうが身振り手振りだろうが、
こちらの意志をアピールしないと、
相手にされないのは事実。

とにかく、
大したことは言ってないに決まってるんだけど、
聞き取れないぐらいに早い。

もうこれは、
慣れるしかないよな。

あ、
でも、
語学的に一番つらかったのは、
虫眼鏡ドライバーのタクシーに乗った時かな。

とにかく相手の言っていることは全くわからないし、
こちらの言っていることも全く伝わらない。

ただ地図を示して、
ここ、
ここ行ってえな。

みたいな状態なんで。

本当に、
タクシーに乗るというのは、
どこの国でも刺激的な経験だ。

そうそう。

わざと遠回りした奴もいたな。

それはまた、
いずれ。

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