南米旅行3日目(1月22日)
午前3時15分、
モーニングコールで起こされ、
迎えのバスに。
といっても乗客はぼく一人。
荒涼とした山岳地帯を延々2時間。
着いたのは、
マチュピチュ行きインカレイル鉄道の駅、
オリャンタイタンボ。
ひどい雨だった。
でも車内は意外に豪華。
ここで相席になったのが、
ピースボートで世界一周中の男性。
名前も年齢も聞かなかったけど、
悠々自適な団塊の世代。
船で世界の港を点々としながら、
気の向くまま下船して、
陸の旅をして、
また適当な寄港地で船に乗って。
そんな旅をしていると言っていた。
今のピースボートは、
彼のような世代と20代に、
くっきり二分されているんだって。
マチュピチュ駅に着くと、
雨はやんでいたけど、
川がすごいことに。
遺跡に向かうバス道で、
例の土砂崩れ現場。
遺跡のガイドは地元のペルー人。
英語なんだけど、
事前の知識でなんとか理解しながら回る。
相変わらず意味不明に精緻な、
インカ人の石積み。
インカ人はこれほどの技術を持ちながら、
文字と車輪を持っていなかったという。
インカ帝国の実像がいまだにわからないのは、
ひとえにこの文字が残されていないことによる。
ガイドの男性の口調からは、
自分たちの偉大な祖先のことを、
何とか知って欲しいという、
熱意が感じられた。
下山したら夕方4時ごろだったか。
村を散策して、
カフェで一服。
こんなカフェでもWiFiが使えて、
ブログを更新したっけ。
村全体が、
葉っぱのような陰影の山々に囲まれている。
夕食に選んだのは、
ホテル近くのピザ屋さん。
これがまた、、、、
まずいとは言いませんが、
かなり民族的なお味がしました。
次の日は、
もう一度遺跡に行って、
ワイナピチュ山に登るため、
早めに眠る。
この旅で初めてグッスリ寝た。