ウユニの朝。
ホテル外観。
ホテル前の道。
塩湖に向けていざ出発。
ウユニ塩湖というけれど、
東西100キロ、
南北250キロという、
広大な塩原だ。
ぼくらが向かうのは、
そのほんの端っこの部分。
まずは、
塩湖入り口にある塩のホテルに到着。
ここで長靴を借りる。
いよいよ塩湖へ。
塩湖の水深は、
10センチそこそこ。
ついにたどり着いた。
日本を出てから一週間かかった。
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このウユニ塩湖、
パリダカのコースにもなっている。
休憩所には世界各国の国旗がはためく。
一度、
塩のホテルに戻る。
この日はここで宿泊。
部屋の屋根も塩のブロック。
夕日を見に、
もう一度行ったけど、
天気はごらんの通り。
ホテルの係員が持っているのは何でしょう?
実はコレ、
ぼくのボリビア入国審査証。
ぼくはなんと、
前夜のホテルで、
この重要書類をゴミかごに捨てるという、
愚挙を犯していた。
塩のホテルにチェックインする時、
この査証がないことが判明。
ひょっとしたら前夜捨てたかも、
とガイドに話すと、
前日のホテルに連絡してくれ、
そのホテルのメイドが、
ゴミの山の中から探し出してくれたのだ。
何たる幸運。
コレ、
もし見つからなかったら、
ボリビアに2日間ぐらい足止めされるところだった。
本当に危なかった。
メイドさん、
心からありがとう。
てなこともあり、
塩のホテルでのディナータイムは、
もう心身ともにクタクタ。
スープとデザートだけ食べるのが、
精一杯だった。
帰国後、
塩湖で何考えた?
と質問を何度かされた。
実際のところ、
特別の感慨はなく、
まさに放心という感じ。
あーこれかー。
初めてグランドキャニオンに行った時もそうだったけど、
あまりに現実離れした光景を目にした時、
放心してしまう。
自分の中のスケールが狂ってしまうというか。
それから、
この日は基本的に天気は悪かった。
青空が顔をのぞかせたのは、
たぶん1時間もなかったと思う。
それがラッキーなのかどうなのか。
初めて行ったぼくにはわからないけれど、
これがウユニ塩湖だ、
という景色を見れたのは、
少しはぼくの行いを天が評価してくれたのかもしれない。
今回の旅の最大の目標は、
こうして達成された。