2014年2月10日月曜日

到達

南米旅行7日目(1月26)














ウユニの朝。
ホテル外観。













ホテル前の道。














塩湖に向けていざ出発。

ウユニ塩湖というけれど、
東西100キロ、
南北250キロという、
広大な塩原だ。

ぼくらが向かうのは、
そのほんの端っこの部分。














まずは、
塩湖入り口にある塩のホテルに到着。













ここで長靴を借りる。













いよいよ塩湖へ。














塩湖の水深は、
10センチそこそこ。













ついにたどり着いた。
日本を出てから一週間かかった。















・・・・・・・・・・・・














このウユニ塩湖、
パリダカのコースにもなっている。

休憩所には世界各国の国旗がはためく。













一度、
塩のホテルに戻る。

この日はここで宿泊。

部屋の屋根も塩のブロック。














夕日を見に、
もう一度行ったけど、
天気はごらんの通り。













ホテルの係員が持っているのは何でしょう?

実はコレ、
ぼくのボリビア入国審査証。

ぼくはなんと、
前夜のホテルで、
この重要書類をゴミかごに捨てるという、
愚挙を犯していた。

塩のホテルにチェックインする時、
この査証がないことが判明。

ひょっとしたら前夜捨てたかも、
とガイドに話すと、
前日のホテルに連絡してくれ、
そのホテルのメイドが、
ゴミの山の中から探し出してくれたのだ。

何たる幸運。

コレ、
もし見つからなかったら、
ボリビアに2日間ぐらい足止めされるところだった。

本当に危なかった。

メイドさん、
心からありがとう。

















てなこともあり、
塩のホテルでのディナータイムは、
もう心身ともにクタクタ。

スープとデザートだけ食べるのが、
精一杯だった。

帰国後、
塩湖で何考えた?

と質問を何度かされた。

実際のところ、
特別の感慨はなく、
まさに放心という感じ。

あーこれかー。

初めてグランドキャニオンに行った時もそうだったけど、
あまりに現実離れした光景を目にした時、
放心してしまう。

自分の中のスケールが狂ってしまうというか。

それから、
この日は基本的に天気は悪かった。

青空が顔をのぞかせたのは、
たぶん1時間もなかったと思う。

それがラッキーなのかどうなのか。

初めて行ったぼくにはわからないけれど、
これがウユニ塩湖だ、
という景色を見れたのは、
少しはぼくの行いを天が評価してくれたのかもしれない。

今回の旅の最大の目標は、
こうして達成された。

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