2008年8月21日木曜日

318球

アメリカ戦の再放送かと思ったら、
相手はオーストラリア。

この日2試合目とは知らなかった。
しかもマウンドには、
再びエース上野が立っている。

「負けられない一戦」

最近安売り気味のフレーズだが、
悲願の「金」にたどりつくためには、
もう落とせない。

二番手以降の投手がピリッとしない中、
頼るのはこの人しかいない。

ぼくが見始めたのは、
5回表の豪の攻撃から。
直前に日本が逆転したものの、
リードは1点。

7回2死。
非力に見えるワイバーガーの、
同点ホームランで、
こりゃ負けたと思った。

延長に入っても、
上野が投げ続ける。
チグハグな攻撃が続いた末に、
ついに豪に1点を取られ、
万事休すと思ったら、
その裏、
追い付く。

夢中で見ていたら、
2時間以上、
テレビの前に釘付けになっていた。

剛腕、
鉄腕、
快腕。。。

どんな言葉もかなわないほど、
上野は凄かった。

ただ、
1日2戦、
いずれも延長を投げ切った代償は、
決して小さくはない。


●解説の宇津木妙子・前監督。途中から解説は悲鳴と絶叫に。ほかの競技でもあるんだけど、こういう時に、競技者にとっての五輪の重さを感じる●ボルト。今度は最後まで真剣に走ってたのが印象的。

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