碁盤の裏に、
彫り込んだ窪みがある。
こどものころ、
それにまつわる恐ろしい話を聞いた。
ネットで調べてみたら、
「昔、碁の勝負に横から口出しをする事は厳禁とされ、それを犯した者は即刻首を刎ねられた。首は裏返した碁盤の上に置かれ晒されることになっていた。窪みはその血を溜めておくために、いわゆる血だまりとして作られた・・・」
という記述に出会った。
まさにその話だった。。。
わが家には父の形見の碁盤がある。
母が嫁入り道具として持ってきたらしい。
将棋ほど人気のない囲碁。
ぼくは、
幼いころに父に手ほどきを受けたものの、
将棋の駒の動きのようなとっかかりがなく、
単純すぎるがゆえに広大な世界に、
あっさり匙を投げた。
「プロ棋士の思考法」(依田紀基著、PHP新書)。
著者は日本を代表する棋士で、
ぼくより少し若い。
その中に、
「勝ち続ける八つのK」として、
囲碁の大局観を養う教えが書かれている。
1.感動
2.繰り返し
3.根本から考える
4.工夫を加える
5.感謝
6.健康
7.根気
8.虚仮の一念
そう。
このブログのタイトル変更は、
本書を読んだのがきっかけだ。
詳しくは実際に手にとってみてもらいたい。
ただし、
立ち読みで十分だけど。
形見の碁盤を押入れで眠らせておくのは、
親父に悪いかな。
初盆だ。
●女子柔道・上野の連覇もすごいけど、フェンシング・太田の銀はどえらいことだ。印象的にはサッカーW杯で日本が決勝で負けたというぐらいの感じ。つまり、ありえないことが起きた。これでフェンシングを始めるこどもが増えるだろう。
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