2008年8月12日火曜日

アンタは偉い

4年に1度のチャンスに、
最高の結果を出す人は、
やはり女神に選ばれし者なのか。

北島康介「金」を見ていて、
凡人は、
そう思う。

けがもあった。
調子が上がらない時も、
ライバルが躍進した時期もあった。

予選では思わぬ伏兵が、
自分の記録を次々破った。
決勝では3位でターンした。

それでも慌てなかった。
最後はオレが1番と、
とことん自分を信じ切れる、
その力の源は何か。

内柴正人は、
挫折を乗り越えるにはと問われ、
「柔道を続けること」
と答えた。

続けていれば、
いい時が来るというほど甘くはないだろうが、
辞めてしまえば永久にその時は来ない。

続けて、
もがいて、
もがいて、
もがき苦しんで、
それを糧にできた者に、
女神は時折優しい。


●とは言うものの、北島。インタビューのリアクションが、どうにも芝居じみて見えるのはぼくだけだろうか?アテネでの「チョー気持ちいい」も、前もって用意してあった台詞っぽく見えたのは、ぼくだけだろうか?●タイトル変えました。「虚仮の一念」からとりました●難波「845」セッション。ピアノがまた赤松さんで、心地よく。何かが見えたように思ったのは、気のせいか。

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