2008年8月16日土曜日

枠の中

宝くじは買わねば当たらぬ。

サッカーのシュートは打たねば入らぬ。

確かにそうだ。

とはいうものの、
宝くじは買えども買えども当たらないし、
日本代表のシュートは打っても打っても枠の外。

そんなものさと思っていたら、
五輪女子サッカーで、
これほど溜飲を下げるとは。

なでしこお見事。
前半のヘッド鮮やか。
それ以上に、
後半の2点目には恐れ入りました。

ゴール前で中国選手と競り合って、
こぼれたボールに駆け寄る。
そこまではよくあることだが、
そのあと振りぬいたシュートは、、
飛び出してきたキーパーの脇の下を抜きゴール隅へ。
ここしかないという、
実に鮮やかなピンポイントゴールを、
日本の女子選手が見せるとは思わなかった。

「絶対絶命」とまで言われたところからの、
ノルウェー撃破に続く快勝。
すでに歴史的大健闘だけど、
あと2試合のうちひとつ勝てば、
メダルに届く。

日本代表(もちろん男子)の試合で、
ここ一番のシュートが大きくはずれるたびに、
「とりあえず枠の中に蹴れよ」
とぼやいていた生前の父に、
見せてやりたい試合だった。


●「反町J」もはや死語●逆瀬川「バックステージ」でサックス・遠藤真理子さんのライブ。40人ほど入る店が超満員で、遅れて行ったぼくは最初立ち見。いやぁ人気あるんだー。

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