「アルマゲドン」という映画は、
とにかく巨大隕石が地球にぶつかりそうになり、
海底油田掘削のプロが乗り込んで破壊するという話で、
先日久々に観たけど、
やっぱり面白かった。
そんなに地球に近づくまで、
どうしてわからなかったんだというアメリカの大統領に、
NASAの職員が「宇宙は観測しつくすには広すぎるのです」と、
確かそんな風に説明していた。
都合のいい脚本だなぁと思っていたけど、
実際のところ、
今の観測には限界があるそうで、
荒唐無稽とは言えないようだ。
アメリカのキャリー・マリス博士(ノーベル賞受賞者)は著書で、
もっと予算を割くべきだと警告している(「マリス博士の奇想天外な人生」ハヤカワ文庫)。
そういえば、
地球と月の関係は、
その昔、
「元地球」に超特大の隕石がぶつかって、
一部は今の地球に吸収され、
残りが月になったと、
先日のBSで説明していたっけ。
さて、
一挙にスケールダウンするけど、
サラブレッドの蹄の部分は、
人間でいえば人差し指なんだと、
何かで読んだ。
つまり指4本であの巨体を支え、
疾走するわけで、
美しさともろさは紙一重というわけだ。
そして、
会社でたまたま見た番組では、
金色や虹色のクワガタ虫を紹介していて、
あまりの美しさに目まいがしそうになった。
極大から極小まで、
この世で繰り広げられるスペクタクルに、
「なんで」という思いもなく、
ただただ呆然とする。
海を見て「オレなんてちっぽけな存在」と感じる、
そんなもんじゃ追いつかない、
圧倒的なあきらめにも似た、
それでいて身軽になったような不思議な浮遊感。
こういう感覚もたまには良い。
●じゃず家セッション。「管」の多い日だった。これも不思議●NHK2番組、録画で。トップランナーはジャズトランペッター市原ひかり、プロフェッショナルは武豊。
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