NON STYLEという二人組を見るのも初めてなら、
M-1をまともに見るのも初めて。
「まとも」といっても、
録画を飛ばしまくって、
ほとんど漫才の部分だけを見た。
結果を知っているので、
偉そうには言えないのだが、
確かに彼らのが一番面白かった。
何といっても、
予選(?)と決勝(?)の2度とも、
テンションを落とさずに笑わせてくれた。
決勝の他の2組は、
予選はかなり笑えたけど、
2度目はちょっと「飽きた」。
客は贅沢なものだ。
NON STYLEのネタは、
たぶん、
一歩間違えれば、
というかリズムが狂えば全然笑えない台本ではないか。
少なくとも内容は斬新ではないように感じた。
あのリズム、
あのスピードだからこそ生きる台本であり、
凄い緊張の中でやり遂げたのだから、
お見事というしかない。
二人は大阪出身で、
路上ライブなんかもやっていたらしい。
どうやら最前席のあたりに、
追っかけのファンがいたようで、
もし路上のころから知っているなら、
本人たちと同じぐらい嬉しかっただろう。
視聴率が35%だったという。
その多くがぼくと同じように、
彼らのことは知らなかっただろうし、
そういう人を笑わせてしまうのは、
路上経験の賜物だろう。
ぼくは歌に関しては、
路上ライブを見るのもやるのも経験があるけど、
一瞬止めてくれた足を固定させるのは難しい。
あの畳みこむような勢いはよかった。
M-1があの形で続く限り、
勢いとリズムがあるコンビが今後も優勝するだろう。
じっくり笑わせる芸には明らかに不利だ。
もっとも、
漫才を「審査」するというのはいかにも不粋だ。
しかも、
普段笑わす側の島田紳介や松本人志が、
仏頂面で見ているシーンは違和感があった。
紳竜やダウンタウンも、
一度出てみたらいいのに。
あ、
竜はもう、
この世にいなかった。
●あすは本年最後のじゃず家だ。XmasSongを歌いたいのだが、歌詞が覚えられない。。。●PC用スピーカー新調。BOSEだぜ。
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