2008年12月17日水曜日

撤退

ホンダのF1撤退に驚いたのもつかの間、
F1と並ぶモータースポーツのWRCから、
スズキとスバルが相次いで撤退を発表した。

もちろん昨今の世界不況が引き金なのだが、
どうにも車が売れないらしい。

ぼくは先日書いたように、
自家用車を手放した。
今の生活に車が必需品でないことが、
はっきりしたからだ。
日ごとにその決断が正しかったと実感している。
というより、
車がないことへの違和感が全くない。

きっと同じように感じている人が増えているのだと思う。



さて、
非マイカー人間になって思うのだが、
車の排気ガスは健康に悪い。
だからぼくの回りで車はできるだけ使わないでほしい。
あなたの撒き散らす排気ガスは、
ぼくのが肺がんになるリスクを著しく高めている。

特にレジャーで乗るの人は、
どこか田舎の人気のないところで楽しんでほしい。
五人乗りの自動車に一人で乗るなんて、
きっと路上喫煙よりマナーが悪い。
自家用車に関する税金はもっと上げるべきだ。。。




喫煙者批判への意趣返しのつもりで書いたが、
もちろん本気で思っている訳じゃない。
でも、
車や電車に乗ることも、
電気やガスを使うことも、
他人の健康や環境を害している。
そういうことだ。

その自覚があれば、
人はお互い、
もうすこし優しい気持ちになれると思う。




ぼくはF1が好きだし、
特にアイルトン・セナの時代は、
かなり好きだった。
彼が大クラッシュした瞬間は、
テレビ中継を見ていたし、
亡くなったとアナウンサーが涙声で報告したときは、
ぼくも涙ぐんだ。

車のある暮らしが便利で楽しいことも十分理解している。
地方では必需品であることも。
ぼく自身、
これまでに地球5周分ぐらいは運転してきた。
将来、
再び車を持つときがくるかもしれない。




ただ、
環境問題とか景気とかとは別の次元で、
車離れは進むだろう。
乗馬が交通手段ではなく、
趣味のひとつになったように。




●いよいよ竜王戦第7局が始まる。頑張れ渡辺。

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