漫画雑誌を買って読むことはなくなったけど、
会社近くの喫茶店で夕食を食べる時、
そこにある「ジャンプ」「マガジン」「モーニング」には目を通す。
週刊少年ジャンプで連載中の「バクマン」(原作・大場つぐみ、作画・小畑健)は、
2人の現役高校生がジャンプでの連載を勝ち取るという面白い設定で、
週刊漫画誌の内幕や、
漫画家の苦労がよくわかる。
アンケートハガキによって毎週はじきだされるランキングは、
テレビにおける視聴率と同じで、
人気があればアニメ化されもするし、
下位低迷が続けばあっさり打ち切られる。
週刊モーニング連載の「バガボンド」(井上雄彦作)は、
「スラムダンク」の作者井上雅彦の次の作品だということは知っていたけど、
そのタイトルの意味が「放浪者」とか「漂泊者」だということは長年知らず、
お察しの通り、
ずっと「バカボンドって変なの」と思っていた。
その井上雄彦氏が「プロフェッショナル」に出ていて、
しかも1時間拡大版だというので大いに期待して見たけど、
なんか物足りなかった。
何か所も喫茶店をはしごしながらネームに苦しむ作者、
締切ぎりぎりの徹夜作業。。。
1年間も密着して、
あの程度しか肉薄できないものかなぁ。
スタジオでの質問も、
間が抜けているというか、
あまりに的を得ていないように思えた。
ひょとしたら、
「バクマン」を読んでいるから、
番組で紹介されたことぐらいは、
ぼくのなかで既に漫画家の「前提」になっていたのかもしれない。
といいながら、
ぼくは「バガボンド」の熱心な読者ではない。
11年にわたる連載も終幕も近いようなので、
いっちょマンガ喫茶でも行ってまとめ読みしようか。
●ミリオンダラー・ベイビーをまた見た。モーガン・フリーマンは、史上最強の黒人俳優だなと思う。
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