日本列島が激震に見舞われたかのようだ。
鳩山内閣が本格始動するや否や、
郵政民営化の抜本見直しや、
ダム建設の中止、
後期高齢者医療制度の廃止など、
各大臣から矢継ぎばやに大方針が示され、
関係各所が大わらわとなっている。
民主にしてみれば、
マニフェストに沿っているだけなのだから、
「寝耳に水」と言われる筋合いはないと言うだろう。
アメリカでも新政権発足から100日が勝負。
鳩山内閣がスピードを重視しているのは間違いない。
何といっても鉄壁の官僚機構が相手である。
最初は一発ガーンとかますのもよかろう。
ぼくたちだって、
それが民意なのであれば、
多少の痛みは覚悟する必要がある。
しかし何でもかんでも、
「マニフェスト通り」の一言で片づけてよいものでもあるまい。
確かに民主党は大勝した。
しかし自民党に投票した国民も大勢いるわけであり、
前にも書いたが、
民主主義の要諦は少数意見を大事にすることである。
多数意見が間違えていることがあるという謙虚さは、
民主主義において最も大事なことだ。
この国に大鉈を振るわねばならぬ時であることは間違いない。
しかし、
振り回し過ぎて弱者や、
ひいては国そのものの首を切り落とすようなことがあってはならない。
●のりピー保釈。不思議なほど、何の感慨も沸かなかった●昨日のブログで井上雄彦を井上雅彦と誤ってしまった。情けない。訂正しました。。。
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