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NHK「ONの時代」の録画を見た。
プロ野球読売巨人軍で、
3番王、
4番長嶋の「ON」の誕生から50年になるそうだ。
第2回となっていたので、
第1回があったのだろうが見逃した。
番組では華々しい選手時代を終えた後の、
監督での挫折と復活、
さらには王さんのガン、
長嶋さんの脳梗塞、
それぞれの大病との闘いぶりを追っていた。
それを見ていると、
「ON」って二人の頭文字をとっただけなのに、
二人のコンビ誕生が、
まさしく戦後日本の復興のスイッチ「ON」だったということに、
あらためて思い至る。
50年にという時を経て二人は老人になり、
世の中は「ECO」にうるさい。
二人が入れた日本のスイッチも、
そろそろ「OFF」にする時が来ようとしている。
ガンでやつれた王さん、
右半身が自由にならない長嶋さん。
当の二人からしてもう体はガタガタだ。
それでも多摩川グラウンドに立つ二人は、
誰もが見とれるいい景色。
それはきっと、
時代を背負うことを宿命づけられ、
それに応えようと正面から挑み、
もがき苦しんだ男の、
誇らしさが漂っているからだろう。
翻って今の日本に、
二人のような誇りは漂っているだろうか。
●ドタキャンが出たというので誘われてドゥービー・ブラザーズとデレク・トラックス・バンドのコンサートへ。グランキューブに初めて行った。新福島から歩いている途中、堂島川の景色に見とれた。冒頭の写真はその時のものです。ちなみに、写真をダブルクリックすると、少し大きくなりますヨ(笑)
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