2009年9月28日月曜日

栴檀

JAZZVOCALを目指し、
「楽器」としての声を意識するようになってから、
かれこれ1年以上になる。

ちょうどこのブログを始めたころだ。

それから何とか「いい楽器」になろうと悪戦苦闘してきた。

最近になってようやく、
自分でも「コレ」と思えるようなものが得られつつあるように思える。

音源をCDに落として人に貸すなんてマネをしたのも、
わずかばかりの自信が出来てきたのかもしれない。


「今なら」と思い、
梅田「JAZZ ON TOP」のセッションに久し振りに参加した。

実はこの店はぼくにとっては、
かなり「敷居の高い」店で、
しばらく敬遠してきた。

要は店の器に対して自信がなかったのだが、
ピアノが生田さち子さんということもあって、
思い切った。

以上でも以下でもない、
等身大の歌が歌えたと思う。


帰り際、
ハウスボーカルの清水ひろみさんに、
「温かい声だ」と声をかけていただいた。

望外の喜び。
少しは成長したのかもしれない。


帰宅して、
「ギルバート・ブレイク」(ラッセ・ハムストレル監督)をDVDで観た。
TUTAYAの100円セールで借りた3枚のうちのひとつ。
何の予備知識もなかったのだが、
若きジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオの演技が素晴らしい秀作だった。

しかし何だな、
栴檀となる人は、
やっぱり双葉のころより芳しい。


果たしてぼくは栴檀になれるだろうか。
双葉と呼ぶには年をとり過ぎた、
今のぼくは芳しいだろうか。

●ちなみに、この監督の最新作は「ハチ~約束の犬」。馬鹿にしてたけど、見てみようかな●ブルー・レイプレーヤーとしてPS3を買った。

0 件のコメント:

コメントを投稿

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...