週間ベースボールという雑誌で、
変化球特集をやっていて、
読んでいたらめちゃ面白い。
カーブ、
シンカー、
フォーク、、、etc
様々ある変化球はどれも、
基本的な球の「握り」があるのだけど、
プロの投手はほとんど誰一人として、
基本的な握りはしていない。
同じカーブでも、
「こんなに違うのか」と驚くほど違う。
投手の手の大きさや指の長さ、
腕の長さや体のしなやかさなど、
それぞれの投手が基本を元にして、
自分なりに創意工夫している。
だから、
たとえばダルビッシュの握り方を真似しても、
決して同じような変化球にはならないわけだ。
これは、
身体に関わる技を会得する、
すべてのことに当てはまるように思え、
とても興味深い。
基本はあっても、
体得するには個々人の個性に合わせた工夫が必要なのだ。
これはすなわち教える側の限界でもある。
結果として投げた球の良し悪しは判断できても、
生徒がどのようにすれば良くなるのかは、
ダイレクトに教えることはできない。
自分の経験を語ったとしても、
それはあくまでその人の個性にあったやり方であって、
生徒が真似しても上手くいく保証は全くない。
恐らく駄目な確率の方がずっと高いだろう。
であるからして、
各投手とも、
雑誌に堂々と球の握りを公開しているのであり、
「握りだけ真似たって、絶対に投げられないよ」と、
だれもが思っているのである。
うーん、
サッカーも深いけど、
野球も深いぞ~
●業務連絡。平日に休むなぁ~って、お互い様か(笑)
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