元町に行こうと駅に自転車を走らせていたら、
見慣れない場所に電車が停まってる。
悪い予感がしたら案の定人身事故だとか。
快速と新快速の運転を見合わせているという。
仕方ないので各停で元町まで。
でもギリギリセーフで間に合った。
でもそれは序の口だった。
元町から大阪へ向かおうと、
元町駅のホームに上がると、
乗る予定の快速が7分遅れと表示。
ま、
7分ならいいかと、
待って乗ったのだが、
快速のくせにちっとも快速らしくなく、
結局大阪まで1時間もかかった。
しかも立ったままで。
大阪駅に近くなって、
何度も信号待ちで止まり、
動き出してはまた止まり。
まるで亀。
その頃になってようやく、
新快速がどんどん快速を抜かしていくのに気づく。
しまった、
こんなことなら三宮で新快速に乗り換えるべきだった!
でも、
そんなのは後の祭り。
臨機応変な対応ができなかったぼくは、
津波に飲まれて死ぬタイプだな。
などと思いながら、
しかしなんだな、
乗客のおとなしいこと。
休日のせいもあるだろうけど、
遅々として進まず、
新快速にどんどん抜かれる車内で、
乗客のみなさんは穏やかに談笑している。
関西人ってこんなだったっけ?
いやこれはきっと、
震災のせいだ。
あの時、
日本人の落ち着いた行動が外国から賛美され、
ぼくらは何事があっても取り乱さないというレッテルを貼られ、
ぼくら自身もそういう国民性なんだと思い込んだのだ。
もしそうだとしたら、
外から見られている印象に、
自分を合わせるってことで、
決して精神的に健康とはいえないようにも思う。
あえていえば、
日本人の国民性は冷静というよりは、
むしろ単なる従順なだけのように思う。
日本人は国に対して。
日本国はアメリカに対して。
ぼくらはちゃんと「ノー」って言えるか?
まるでどこかの都知事みたいだけど(笑)
●ペンギン様。久しぶりにお会いできて楽しゅうございました。またよろしくお願いしますよ●今日は新たなパターンでこれを書いている。それについては、またいずれ。
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