昨日は、
落とし穴事故のことで一杯だったけど、
もうひとつ、
驚くべき事件があった。
世界陸上男子100メートルの決勝で、
超人ボルトがまさかのフライング失格。
予選や準決勝の走りを見ていて、
相変わらず別次元だと思っていたので、
これには驚いた。
何でスタートにこだわる必要があるの?
他の誰よりも遅く走り始めたって、
余裕で1位になれただろうに。
彼を見ているといつも、
「人間の進化」について考えさせられる。
こと「走る」ということに関して、
彼は原生人類とは明らかに異なる進化を遂げた、
新人類なのではないかと。
そんなことを書くのも、
今読んでいる「ジェノサイド」(高野和明著、角川書店)と、
どこか話がかぶるからだ。
まだ途中なのだけど、
人間の進化は「突然」起きるという話。
こと「走る」ことに関して、
ボルトは人類の進化を体現しているに違いない。
でも、
その彼にしても、
プレッシャーに負けてフライングしちゃんだから、
心の進化のほうは、
まだまだなのかもしれない。
「伝説になりたい」
ボルトは大会前、
そう言っていた。
もう十分伝説だし、
フライングもまた、
新たな伝説になる。
彼は存在そのものが、
すでに伝説なのだ。
●野田首相誕生へ。ふーんって感じ。
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