2012年2月4日土曜日

配送

Amazonを利用したことのある人ならわかると思うけど、
あそこの配送用段ボールは、
最小でもA3ぐらいの大きさがある。

本一冊やCD一枚でも同じ。

それはわかっているけれど、
今日、
デジカメのバッテリーが、
やっぱりあの箱で送られてきたのには、
少々笑えた。

まぁ、
それがきっと効率的に最適なのに違いないのだろうけど、
戦前生まれ、
「もったいない」精神を植え付けられた母には、
どうにも理解できないようだ。

別にぼくが理解しているわけではないけれど、
たぶんそういうことなんだろうと納得している。

日頃もっぱら受け取り役の母にしても、
だいぶんこの、
「もったいない」配送に慣れてきているのだが、
さすがに今日はたまりかねた様子。

「こんなちっちゃいもん、なんでこんな箱に入れてくんねん」

「ぴたっと貼付けてあるから振っても音せえへんし」

「軽すぎて空かと思ったわ」

愚痴をひとしきり笑いながら聞いて、
まぁそう思うのも無理はないわなと思った。

だってこんな状態なんだもの(笑)














兔小屋の日本に生まれ、
片付けの達人になった母には、
効率以前の、
自分の存在を否定されるような感じの問題だったようだ(笑)

しかし、
考えてみれば、
昼間の電車なんて、
一両に数人なんてことザラにあるわけで、
そういう時に母は「電車の本数減らせばいいのに」とは言わない。

Amazonにしたって、
配送料無料なんだから、
ケチをつける道理もない。

そう。

なんでAmazonって配送料無料なの?
100円の物買っても、
あの箱に入れて無料で送ってくるんだよ。
考えてみれば不思議だよね。

0 件のコメント:

コメントを投稿

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...