2012年2月29日水曜日

現場

泊まり明け。

いつものように大阪駅のBOOKSTUDIOで立ち読み。

人材育成とか自己啓発とか本をパラパラと。

最近若手を成長させることに、
少し楽しみを覚えてきたので、
何かヒントはないかとの思いからだ。

先日も書いたのだけど、
諸般事情で管理職の道がないぼくにとっては、
現場にとどまり、
若手と同じように仕事しながら彼らを教えることが多い。

ならばその立場を逆手にとって、
教えながら自分も学ぼうというのが、
最近のぼくのスタンスだ。

帰宅して、
昨日のプロフェッショナルをビデオで見る。

飛騨高山のパン職人だった。

19日放送の情熱大陸は三田市の菓子職人だったなぁ。

いずれの職人もぼくと同年代で、
新入りを指導する場面がどちらも出てくるのだけど、
その時の言葉にいちいち納得する。

たかがパン、
たかが菓子なんだけど、
妥協せずに突き詰めれば、
見えてくる世界は似ているのかなぁって思った。

職人の世界っていいな。

職人の世界に管理職はいらない。

二人の職人は、
もちろん経営者の視点も持っているけど、
常に現場から離れないところがいい。

現場に立ち、
現場で教え教わるのが職人の世界だ。

若手に教える上で肝心なのは、
「見えないものが見えるようになる喜びを味あわせる」ということだろう。

でも一朝一夕では無理なんだよ。

ぼく自身、
何年たっても何にも見えなかったし、
今でもどこまで見えているか心もとない。

もちろん若手君よりは見えている自負はある。

じゃなきゃ教えるなんてことできない。

自分も常に進歩しながら、
「私の背中を見なさい」なんて、
沢みたいに言えるようでいたいと思う。

●いやぁ昨日今日と、文章が支離滅裂じゃな。

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