「タバコを一本もらっていいですか」
後輩が控えめにたずねてくる。
おふこーす!
喜んで!
バッグからぼくが取り出したのは、
じゃーん千円ピース。
先日東通り商店街のたばこ屋に、
たまたま売ってたので興味買いしたんだ。
後輩恐縮しちゃって、
「お金払います」だって(笑)
そんなのいらないよ〜
そのリアクションで十分だよ。
喫煙室で一服し終えた後輩、
「なんかスゴイ上品ですね」だって。
もうこちらからお支払いしたいぐらいである。
そう。
だてに千円じゃないんだよなぁ。
かつて飲んでいた酒に例えると、
越の寒梅やヘネシーに近い。
確かに飲んでいるのだが、
まるで水のよう。
雑味がないんだな。
わかるかな?
わかんねぇだろうな。
オヤジだな。
でも、
もうじきにすべてのタバコがこれぐらいの値段になるんだな。
きっと。
自慢できるのは今のうち。
じゃんじゃんタバコたかってください。
っていうか、
これを一回やれば、
だれもたかってこなくなるか?
でもね、
正直なところ、
千円タバコ吸って、
普段のマルボロに戻すと、
何だか喫煙そのものがバカらしく思えてくるんだよ。
卒煙の日は、
案外近いかもよ、、、
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