huluで「プリズンブレイク」を見ていることは、
前に書いた通り。
ただ今シーズン4の後半、
もう大ラスが近いのだけど、
ここまで見てきて思うことは、
今のぼくらについても当てはまるのではないか?
そんな風に思う。
このドラマでは、
やたらと身内が人質にとられる。
主人公側も、
もちろん敵方も、
もう本当に何かあるとすぐに身内、
主に妻子を人質にとっては、
「殺されたくなければ●●しろ」って具合に脅す。
この状況が実際は打開できるのかどうかはともかく、
ドラマ内では「選択肢ゼロ」という意味で使われる。
だから強要されているのが違法行為であっても、
「仕方がない」ですまされる。
正当防衛に近い感じ。
で思うのは、
ぼくらの普通の暮らしだって、
選択の連続だってこと。
そしてその選択肢は案外少ない。
たとえば今秋にも予想される衆院選挙の場合、
自民か民主か維新か、
あるいは他党or棄権。
んなもんである。
先日、
こんなろくでもない選択肢しかないのが不幸だ、
みたいに書いたけれど、
考えてみれば、
こんな選択肢しかない状況にしてしまった有権者、
つまりぼくらの責任ともいえる。
どれもマズいけれど、
生き延びるために何か食べなきゃならないとしたら、
せめて一番マシなものを選ぶ。
どれが一番マシなのかは、
正直言えないけれど、
これだけは食うなっていうのは言える。
もちろん維新。
橋下君って、
選挙で当選したら、
4年間の白紙委任状を手に入れたようなものって、
考えているように思われる。
これって、
非常に中学生並みの考え方。
っていうか、
中学生の時のぼくは同じような事を考えていた。
政治家は公約を掲げて選挙を戦い、
当選すればひたすらその公約の実現に邁進する。
その結果が受け入れられなければ、
四年後の選挙で落としてくれればいい。
本当にそんなことを中学生の時は思っていた。
でも政治、
なかんずく国政なんてなると、
とにかくややこしい。
それは宿命だ。
それを中学生レベルの正義感というか、
政治感覚で行うのは、
本人に悪意はなくても危険きわまりない。
その一点をとっても、
維新は絶対に手を出してはならない。
自民もね、
阿倍元総理が党首選に出るらしいじゃない。
駄目だよあんな人。
総理のプレッシャーに堪えかねて政権放り投げた人でしょ。
どれだけ高尚な政治感覚を持っていても、
あの時点で政治家としては終わりだと思う。
未だに国会議員でいる事自体が不思議だ。
残るは民主だけど、
これも言わずもがな。
脱原発派と直接会うとか、
将来の原発ゼロを真剣に考え始めているとか、
一部報道で読んだけれど、
絶対に、
天地神明に誓って、
どじょうは本気でそんなこと考えていない。
何となくそんな雰囲気だけ漂わせて選挙に挑もうという、
魂胆が見え透いている。
んー、
やっぱりどれも食えない〜(泣)
蝉食べる方がまだマシ〜
●あとプリズンブレイクで多用されるのは「敵の敵は味方」理論だけど、それはまたいずれ●そうそう「ワンピースはやっと最新67巻まで追いついた●ひっさしぶりに住吉でチョコパ食った。おいしかった。