2012年9月2日日曜日

選択

huluで「プリズンブレイク」を見ていることは、
前に書いた通り。

ただ今シーズン4の後半、
もう大ラスが近いのだけど、
ここまで見てきて思うことは、
今のぼくらについても当てはまるのではないか?

そんな風に思う。

このドラマでは、
やたらと身内が人質にとられる。

主人公側も、
もちろん敵方も、
もう本当に何かあるとすぐに身内、
主に妻子を人質にとっては、
「殺されたくなければ●●しろ」って具合に脅す。

この状況が実際は打開できるのかどうかはともかく、
ドラマ内では「選択肢ゼロ」という意味で使われる。

だから強要されているのが違法行為であっても、
「仕方がない」ですまされる。

正当防衛に近い感じ。

で思うのは、
ぼくらの普通の暮らしだって、
選択の連続だってこと。

そしてその選択肢は案外少ない。

たとえば今秋にも予想される衆院選挙の場合、
自民か民主か維新か、
あるいは他党or棄権。

んなもんである。

先日、
こんなろくでもない選択肢しかないのが不幸だ、
みたいに書いたけれど、
考えてみれば、
こんな選択肢しかない状況にしてしまった有権者、
つまりぼくらの責任ともいえる。

どれもマズいけれど、
生き延びるために何か食べなきゃならないとしたら、
せめて一番マシなものを選ぶ。

どれが一番マシなのかは、
正直言えないけれど、
これだけは食うなっていうのは言える。

もちろん維新。

橋下君って、
選挙で当選したら、
4年間の白紙委任状を手に入れたようなものって、
考えているように思われる。

これって、
非常に中学生並みの考え方。

っていうか、
中学生の時のぼくは同じような事を考えていた。

政治家は公約を掲げて選挙を戦い、
当選すればひたすらその公約の実現に邁進する。

その結果が受け入れられなければ、
四年後の選挙で落としてくれればいい。

本当にそんなことを中学生の時は思っていた。

でも政治、
なかんずく国政なんてなると、
とにかくややこしい。

それは宿命だ。

それを中学生レベルの正義感というか、
政治感覚で行うのは、
本人に悪意はなくても危険きわまりない。

その一点をとっても、
維新は絶対に手を出してはならない。

自民もね、
阿倍元総理が党首選に出るらしいじゃない。

駄目だよあんな人。

総理のプレッシャーに堪えかねて政権放り投げた人でしょ。

どれだけ高尚な政治感覚を持っていても、
あの時点で政治家としては終わりだと思う。

未だに国会議員でいる事自体が不思議だ。

残るは民主だけど、
これも言わずもがな。

脱原発派と直接会うとか、
将来の原発ゼロを真剣に考え始めているとか、
一部報道で読んだけれど、
絶対に、
天地神明に誓って、
どじょうは本気でそんなこと考えていない。

何となくそんな雰囲気だけ漂わせて選挙に挑もうという、
魂胆が見え透いている。

んー、
やっぱりどれも食えない〜(泣)

蝉食べる方がまだマシ〜

●あとプリズンブレイクで多用されるのは「敵の敵は味方」理論だけど、それはまたいずれ●そうそう「ワンピースはやっと最新67巻まで追いついた●ひっさしぶりに住吉でチョコパ食った。おいしかった。


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