高校生クイズすごかったね。
「東大合格者数31年全国一位の」開成高校が三連覇したのだけれど、
あのレベルになると「雑学に詳しい」っていうレベルじゃなくて、
「博覧強記」って感じ。
とにかく記憶力が抜群なんだと思う。
図書館で立ち読みした本の記憶を頼りに答える。
そんな場面があった。
一度読んだものをすべて覚えているなら、
そりゃサバン症候群になってしまうけれど、
彼らは自分がちょっとでも興味をひいたなら、
脳にすぐにストックされちゃうのかもしれん。
ある意味「出来が違う」。
五輪見て感動するような、
んな感じ。
それにしても最近のクイズ番組は、
問題もよく考えられているね。
鎌倉幕府最後の元号は?
登山が禁止されている山の最高峰は?
夏と冬の五輪で金メダルをとった唯一の人の名は?
百メートル走の世界記録を持っていた日本人は?
東京タワーとスカイツリー、
どちらの建設期間が長い?
問題は思い出せるけど、
答えはほとんど覚えていない(泣)
続いて探偵ナイトスクープも見たよ。
日本人と結婚して10年になる中国生まれの妻が、
子どものころは蝉をマッチで焼いて食べてて、
夏になると食べたくて仕方ないって相談は面白かった。
本当に公園に行って網で捕まえた蝉を、
その場で羽をむしってライターで焼いてムシャムシャ。
残酷なんじゃなくて、
食文化の違いですよ。
日本だって魚の活け造りあるし。
美味いマズいの問題でもない。
実際美味しいらしいし。
わかります。
理屈では。
でもぼくが蝉を食べれるかというと、
かなり自信ない。
ましてや自分で捕獲して羽をむしってなんて、、、
異文化を理解する難しさって、
こういうことなんだと思う。
中国や韓国が最近にぎやかだけど、
かの国の国民性を理解するというのは、
蝉を平気で食べるぐらい、
実はハードルの高いことなのではないか?
理屈でわかることなんて、
たかが知れている。
そんな「たかが理屈」で、
複雑な二国間問題を解決しようっていうんだから、
そりゃ手間取るわな。
羽をもがれ黒こげになって体を食べられた蝉の死体を見て、
そんなことを思った。