2012年9月1日土曜日

問題

高校生クイズすごかったね。

「東大合格者数31年全国一位の」開成高校が三連覇したのだけれど、
あのレベルになると「雑学に詳しい」っていうレベルじゃなくて、
「博覧強記」って感じ。

とにかく記憶力が抜群なんだと思う。

図書館で立ち読みした本の記憶を頼りに答える。

そんな場面があった。

一度読んだものをすべて覚えているなら、
そりゃサバン症候群になってしまうけれど、
彼らは自分がちょっとでも興味をひいたなら、
脳にすぐにストックされちゃうのかもしれん。

ある意味「出来が違う」。

五輪見て感動するような、
んな感じ。

それにしても最近のクイズ番組は、
問題もよく考えられているね。

鎌倉幕府最後の元号は?

登山が禁止されている山の最高峰は?

夏と冬の五輪で金メダルをとった唯一の人の名は?

百メートル走の世界記録を持っていた日本人は?

東京タワーとスカイツリー、
どちらの建設期間が長い?

問題は思い出せるけど、
答えはほとんど覚えていない(泣)

続いて探偵ナイトスクープも見たよ。

日本人と結婚して10年になる中国生まれの妻が、
子どものころは蝉をマッチで焼いて食べてて、
夏になると食べたくて仕方ないって相談は面白かった。

本当に公園に行って網で捕まえた蝉を、
その場で羽をむしってライターで焼いてムシャムシャ。

残酷なんじゃなくて、
食文化の違いですよ。

日本だって魚の活け造りあるし。

美味いマズいの問題でもない。

実際美味しいらしいし。

わかります。

理屈では。

でもぼくが蝉を食べれるかというと、
かなり自信ない。

ましてや自分で捕獲して羽をむしってなんて、、、

異文化を理解する難しさって、
こういうことなんだと思う。

中国や韓国が最近にぎやかだけど、
かの国の国民性を理解するというのは、
蝉を平気で食べるぐらい、
実はハードルの高いことなのではないか?

理屈でわかることなんて、
たかが知れている。

そんな「たかが理屈」で、
複雑な二国間問題を解決しようっていうんだから、
そりゃ手間取るわな。

羽をもがれ黒こげになって体を食べられた蝉の死体を見て、
そんなことを思った。


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