先日「あなたへ」を観たあと、
エスカレーターで一階降りて、
ブックファーストに寄った。
佐藤優の「読書の技法」(東洋経済新聞社)が欲しかったからだ。
話しはズレるけど、
ぼくの知り合いに佐藤優好きな人がいて、
ぼくの顔を見るたびに、
「佐藤優はええなぁ」って話しかけられるのだけど、
それとは関係なく、
新聞の書評欄で絶賛していたからだ。
で、
それはそれとして、
その時一緒に買ったのがコレ。
小林よしのりの「脱原発論」(小学館)。
ゴーマニズム宣言、
いわゆる「ゴー宣」ファンではないけれど、
何となく気になって買って、
一階の喫茶店で読み始めたら、
これが抜群。
福島原発がいまだ危機的状況であること。
であるにもかかわらず、
原子力ムラおよびどじょうらによって、
強引に事実が隠蔽されねじ曲げられ、
再稼働どころか新設までもっていこうとしている、
この国の異常事態が詳しく描かれている。
一応漫画だから「描かれる」ね。
三分の一ぐらいを読んだ今の段階では、
まさしく「我が意を得たり」。
このブログを読んでくれている人は、
立ち読みでいいから一度手に取ってみて欲しい。
さて、
脱原発という観点から、
次の選挙ではどうしたらいいのか考えてしまう。
民主も自民も脱原発という点で期待不能なのは、
言うまでもない。
さりとて維新は危なすぎる。
すると、
共産や社民!
いやもう、
消去法でいけば、
そういう選択肢しかない気がしてきている昨今。