2012年12月31日月曜日

駄目

何かで読んだけど、
2:6:2の法則というのがあるらしい。

どんな生き物の集団でも、
優秀なのが2割で普通が6割、
ダメなのが2割いるというようなことらしい。

働き者の代名詞アリの集団でも、
やっぱり2割の怠け者がいるんだそうな。

で、
面白いのはここからで、
怠け者の2割を分離すると、
残る8割の中の2割がやはりダメになっちゃうんだって。

この2割をどう捉えるか。

イザという時のバックアップ要員という説がある。

どんな組織でも、
2割程度の余剰人員を抱えておかないと、
危機に対応できないということらしい。

人間の場合、
この2割が文化を生み出すという説がある。

ロクに仕事もせず、
結婚もせず子供ももたず。

社会的には極めて非生産的な、
「あぶれオス、メス」が、
文化を創ると。

今や完全にダメな2割に入っているぼくとしては、
来年もせいぜいダラダラと無駄な文化活動をしようと、
考えながら本年の最後のブログといたします。

2012年は2回のライブを開きました。

来て下さったみなさんありがとうございました。

毎年書くけれど、
このブログが続いている限り、
ぼくの夢も続きます。

2013年もどこかでお会いできますように。

よいお年を。


2012年12月30日日曜日

更新

帰省ラッシュなどと聞いても、
ちっともピンとこない。

地方に暮らしていた昔は盆正月には車で延々と、
渋滞をくぐりぬけて帰省していたこともあったが。

今は実家だしね。

そういえば車も長いこと運転してないな。

免許証の更新届けが来ているんだけど、
全然ピンとこない。

今見たら前回の更新が平成22年1月。

たぶんそれからは一回も乗ってないんじゃないかな。

だから今回は優良運転者の30分講習でいいそうだ。

何だか変な話しだ。

車を運転しなくなったら、
警察官と話すこともなくなった。

車乗っていたら、
年に何回かは検問で話すこともあった。

昔話だからするけど、
飲酒運転も平気でしてたなぁ。

車に乗って仕事していたころには、
カーラジオで「小沢昭一的こころ」をよく聞いたもんだ。

その小沢さんも亡くなったな。

小沢一郎は生きてるけど、
未来にいたかと思ったら、
もう生活にいるそうで。

成田離婚とか言ってるけど、
偽装結婚の方が言い得て妙だろう。

一体何やってんだろうな。

南極の氷河が少しずつ動いているように、
時代は流れ昭和生まれは平成生まれに押し流される。

オウムの平田誠逮捕で幕を開けた今年も、
もうすぐ終わる。

五輪があって総選挙があって。

山中さんがノーベル賞とって松井が引退して。

ぼくは2回ライブやって。。。

2回!

そうだ今年の目標は3回だった!

自室で一人ライブをやって、
目標達成したことにしておこう。

そうして時代は更新されていく。


2012年12月29日土曜日

引退

仕事納めです。

世間は。

ぼくは今年は大晦日まで仕事。

その分、
今日は休みだったけど。

なーんもせんとぼーっと過ごした。

雨降ったし。

というか、
それもお袋情報で、
それすら知らなかった。

テレビはすっかり年末モードに入り、
あれこれチラ見してみたが、
つまらないものばっかり。

松井秀喜引退か。

伝説の5打席連続敬遠の時、
すでに社会人だったよな。

彼の方が先に引退だって。

何か悲しくなるぜ。

ヤンキースがワールドシリーズ優勝して、
松井がMVPに選ばれた時、
あの時が日本球界に復帰する最大のチャンスだったと思う。

もう一度日本球界で頑張ってほしかった。

まだ38歳だぜ。

たまらんな。

ミスターの言葉が泣かせる。

現代最高のホームランバッターだって。

師弟愛っていいね。

引退試合とかもどうせないんだろうな。

悲しいな。

2012年12月28日金曜日

無力

年賀状をほとんど書き終え投函した。

まだ28日。

すっごい新記録。

今年は出勤の時にも賀状を持ち運び、
喫茶店や休憩時間にちょこちょこ書いた。

といっても宛名だけだけど。

でも今時、
表書きだけでも手書きって貴重じゃない?

字は思いっきり下手だけど(笑)

あと二人、
住所がわからない人がいるので、
メールで問い合わせる予定。

年賀状書くから住所教えてってメール。

何か変だな。

ま、
いいか。

それはそうと、
この年末のどさくさに紛れて、
安倍政権は原発の再稼働を指示し、
未着工の分も凍結解除だって。

あ〜あ。

未来も分裂しちゃってさ。

ガッカリを遥かに超越した無力感。

すべてが元の木阿弥になっていく。。。

自民党に投票した人にとっては当然でしょうが。

そんな中の興味深いニュース。

トモダチ作戦に従事した米兵が、
被爆の損害賠償を求めて東電を提訴したって。

総額数十億円とか。

米兵なら米軍を訴えろよとも思うけど、
ともかく反省のない東電を懲らしめてくれ。


2012年12月27日木曜日

発奮

暮れの元気なご挨拶を済ませ、
すっきり気分で出社したら、
先日のぼくの仕事にケチをつける輩が。

ぼくの仕事にケチをつけてくる経路は常に複数あって、
大きく3つのぐらいに分けられる。

今回はそのいずれもから文句は出なかった。

といって褒められたわけでもないのだけれど、
まぁスルーしたわけ。

それでヤレヤレと思っていたら、
今回は第4の経路から弾が飛んで来た。

まったく誰からも文句の出ない仕事というのは、
結局だれの気にも留まらない
つまり面白みの無い無難な内容のものになってしまう。

異論や反論があることは、
ある意味健全なことだけど、
問題はその中身だ。

「これまでそのようなやり方はなかった」

とか、

「OBにたずねてみてもそういうやり方は反則だと言った」

みたいな感じで、
ほとんど難癖。

それを現場と全く関係のない部署から指摘されたのだ。

こっちは日頃からケチをつけられるのは覚悟してて、
あえてギリギリの球を投げているのだけど、
まさか第4ルートから弾が来るとは想像してなかっただけに、
さすがに頭に来た。

まぁその第4ルートからの文句も、
本当は1〜3ルートの中の誰かの「入れ知恵」かもしれず、
その他様々な事が考えられ、
そうなると疑心暗鬼にもなってきて、
非常に気分が悪かった。

組織というのはそういう足の引っ張り合いというか、
まぁ本当にどこから弾が飛んでくるかわからないから、
出世して行く奴らはみんな、
弾に当たらないよう身を潜めるようにして毎日仕事している。

他人の生き方だから仕方ないけれど、
ぼくは断固そういう生き方はしない。

ケチがつらつら書かれた紙を一度は丸めてくずかごに投げ入れたのだが、
拾い直してコピーして、
「反則」というところに蛍光ペンで印をつけて、
デスクの前にはっておいた。

自分を発奮させるためだ。


2012年12月26日水曜日

投函

なんとか年賀状を作って、
とりあえず遠方の人の分だけ投函できた。

ここ数年の年賀状は全面に写真をあしらい、
そこに一言というシンプルな構成にしてきた。

机上には今年の分の残りを額に入れて置いてある。

stay hungry,stay foolish

ジョブズの受け売りだと、
友人の受けは悪かったが、
ピンク色を基調にした写真は、
「とても奇麗」と言ってくれる人もいた。

stay foolishって、
「ずっと愚かで」とか訳されるけど、
ぼくは勝手に「ずっと無謀で」という意味に捉えている。

毎日それを眺めながら一年過ごしてきたけど、
結局思ったほどは公私ともに無謀になれなかった。

これは反省点。

来年の年賀状は
今年のような写真を期待してくれている人には、
がっかりされるものだと思う。

でも仕方が無い。

ぼくの年賀状作りは、
年末の土壇場で、
ある時ふと魅かれた写真に、
パッとひらめいた言葉を乗せる。

そうするのが、
考えに考えて作るより、
よりその時の素の自分が現れると思うからだ。

というのも言い訳で、
実際のところ追いつめられないと動かない、
性格そのままなんだけどね。

ということで、
その2013年版年賀状が見たいという方はご連絡下さい。

喜んで送ります。

●水曜日、元町に行きます。暮れの元気なご挨拶です。

2012年12月25日火曜日

現金

イブだねぇ。

今年も深夜帰宅で明石家サンタ。

去年と全く同じだな。

ちなみにケーキは昼間、
出勤前に食べました。














明石家さんまが言うには、
女性がもらって嬉しいプレゼントの、
1位は貴金属で2位は何と現金だとか。

彼からクリスマスプレゼントに現金もらって、
本当に嬉しいのかな?

まぁお年玉だって要は現金だしな。

好みじゃない物をもらうより、
金の方が双方にとってメリットありか。

いやいやそうじゃなくて。

お年玉はあげる相手の好みを詮索するのが面倒、
ないしは不可能だから現金で代替するのだ。

相手が喜ぶ物を考えるという行為が尊いじゃないか。
現金で済むならこっちも考える労力が省けるってもんだけど。

子どもが何を欲しがっているか、
必死で聞き出す親もいじらしいじゃないか。

え?

それでもやっぱり現金ですか?

そういや今年の漢字も「金」だったな。

2012年12月24日月曜日

人材

なんだか最近、
クリスマスだというのにジングルベル聞かないなぁ?

って、
外出する時はいつもイヤホンで音楽聞いてるんだった。

テレビもあんまり見ないし。

そういえばこの前、
面白い話しを聞いた。

クリスマスケーキを買ったら、
賞味期限が22日だったって(笑)

ありそうありそう。

で、
本当のところどうなんでしょうか?

クリスマス気分盛り上がってますかぁ?

ってだれにたずねてるのやら。。。

そういえば今日、
30歳代の女性の後輩が一人辞めると聞いた。

寿退社じゃなくて、
単なる転職。

フツーの仕事がしたいって。

わかるわかる。

でもさ失礼なんだけど、
辞職をしたいって上司に伝えたら、
その上司、

「ぼくは引き止めないよ」

だって(怒)

嘘でも引き止めろ。

というかその後輩は真面目で、
仕事もできる人材だったのだ。

これまでもそうなんだけど、
マトモな人に限って辞める。

自分の仕事を真摯に突き詰めて考えたら、
どーしてもそーなっちゃうところがある。

しっかし、
後輩の退職もさることながら、
その上司の対応にビックリだよ。

もしぼくが辞めますって言ったら、

「そうか、やっとか」

って手を叩くんじゃないかしらん。

そんな姿見るのは嫌だから、
絶対辞めないもんねぇ(笑)

ところで↓いいね!




2012年12月23日日曜日

仲間

住吉で久しぶりにチョコパ食べた。

美味しかったわ。

寒かったけど(笑)

今日はウエストウォーマーをせず、
夜に外出したけれど、
ダウン着ててもお腹がスースーして、
やっぱアレ威力あるね。

あんな薄い生地一枚で、
どーしてあんなに暖かいんだろう?

そのひと手間とか、
その一枚とか、
そこがおっきいって実感するんだよね。


久しぶりに会った人が、
歯を食いしばって頑張ってて、
その姿に感動した。

ある一線を超えるか超えないかで、
踏みとどまって耐え忍んで。

ぼくはただ見ているしかないんだけれど、
見ているだけでこっちが勇気もらうって、
ベタな言い方だけどそういう感じになる。

何もベタベタ励まし合ったり、
いたわり合ったり「、
傷をなめあったりするだけが仲間じゃない。

たとえ一生言葉をかわすことがなくても、
互いが互いに刺激を受けあって頑張っていれば、
それはもう立派な仲間だ。

ぼくはそういう仲間を増やしたい。


2012年12月22日土曜日

失敗

帰宅してからミュージックステーションの特番を、
録画してから見たんだけど、
珍しく絢香が歌をとちってビックリした。

「はじまりのとき」のサビのところかな、
「あなたにそっとさしだす」の、
「さし」の部分、
DD#のところで声が裏返ってしまった。

剛球ピッチャーの球が抜けてしまった感じ。

体調が悪くてお腹に力が入らなかったんではなかろうか?

とっても珍しいと思った。

でもこの日、
ほかの歌手もみんな調子悪かったな。

JUJUは力み過ぎに思えたし。

でもさ、
それもこれも彼女らはちゃんと歌ってるからこそ。

口パクの何と多いことよ。

AKBやパフューム、
きゃりーぱみゅぱみゅ、、、、

踊りながら歌う人はまず口パクだと思った方がいい。

それに、
知らない人もどんどん増えてる。

もう焦らないけど。

ついでに「結婚しない」の最終回も見た。

このドラマ、
なぜか途中から見続けていて、
それは菅野美穂がなかなかいい演技してたからなんだけど、
恋愛ドラマも様変わりというか、
主人公二人が最後に結ばれるのかと思いきや、
「じゃ」って別々の道を行くという展開には驚いた。

何もかもが新しい流れになっていて、
もう本当に時代が変わってきてるなと思った次第。

●土曜日や久しぶりに住吉でチョコパを食べようかと思ってます。

2012年12月21日金曜日

景気

景気って言葉には「気」って漢字が含まれる。

多分に非合理的なその場の勢いみたいなもんが、
大きく左右するようだ。

自民党が大勝するや株価が上がりっ放しなのは、
多分に御祝儀相場的なもので、
安倍晋三の経済政策が優れているわけではない。

ないと断言しておいてなんだが、
僕は経済なんてサッパリわからない。

でもこういうことはわかる。

ある手法が良いという専門家が100人いても、
全く正反対の手法を支持する専門家も100人いるということ。

数学は使うけれど経済は数学そのものではないから、
数学みたいに証明できるもんじゃない。

ある手法で景気が良くなったからといって、
その手法が最良だったかどうかは分からない。

ある手法をとったら景気が良くなりました、
という事実があるだけだ。

お札をジャンジャン刷らせれば景気がよくなるなら、
こんなに結構なことはないけれど、
きっとそううまくいきはすまい。

そんな事でいいならドジョウだってやっただろう。

ひょっとしてうまくいったって、
そんなの偶然というか真逆の結果になってても、
ちっとも不思議じゃない程度のことだと思う。

ぼくの経験則で言えば、
アメリカの気にいる政策をとっていれば、
見た目の景気は良くなる。

その代わり食料自給率が落ちたり、
どっかで戦争が始まったり、
直接関係ないところで何がしかのシワ寄せが来てるはず。

けーきなんてそんなもんだろ。

だから「気」がつく。

アメリカの気分次第なんだよ。

2012年12月20日木曜日

分類

「日本をダメにしたB層の研究」(適菜収、講談社)

B層ってなんじゃ?

ってな感じで買ったのだけど、
これ著者の造語じゃなくて、
小泉改革の時に広告代理店が作製した企画書に基づいている。

国民をABCD層に分類している。

縦軸にIQ、
横軸に当時焦点だった構造改革への賛成度合いととっている。

小泉政権の戦略は、
IQは低いが構造改革には賛成の「B層」に、
集中的に訴えかけるというものだったそうだ。

なんとなく「構造改革は善」と思い込ませたわけだ。

なんか「金融緩和は善」っていう今とよく似ている気もするのだが。

それはともかく。

この分類を元に著者は「B層」についてこう書く。

 B層は〈近代的諸価値を妄信するバカ〉ということになります。
 平等主義や民主主義、普遍的人権などを信じ込んでいる人たちですね。
 重要な点は、B層が単なる無知ではないということです。
 彼らは、新聞を丹念に読み、テレビニュースを熱心に見る。そして自分たちが合理的で理性的であることに深く満足している。
 その一方で、歴史によって培われてきた〈良識〉〈日常生活のしきたり〉〈中間の知〉を軽視するので、近代イデオロギーに容易に接合されてしまう。

で端的にわかったことは、

それぼくじゃん

ってこと。

中途半端に分かったような口をきくやつは、
何にも知らないよりたちが悪いということ。

つまり、
知識はないけど毎日規則正しく家事をこなし、
古くさい事ばっかり言ってるけどブレない母の方が、
この国の安定にはよほど重要だってこと!

2012年12月19日水曜日

保温


















去年買ったダウンジャケット。

最近は寒いのでこうやって出勤してます。

もちろん嘘です。

しかもモデルは姪です。

しっかし、
冗談抜きにダウンは暖かい。

その上、
ただ暖かいだけではなく、
対応力があるのがすごいと思う。

外気温に関係なく体内温度を一定にするって感じ。

気温マイナスから15度ぐらいまでなら、
とりあえずコレ着とけば大丈夫みたいな。

これぞ保温。

魔法みたい。

というのは今日、
別のコート着て外出したんだけど、
夜の駅のホームの電車待ちしてるとき、
めっちゃ背中が寒かった。

インナーが薄かったからというのもあるけど、
このダウンだったら絶対感じなかったと思う、
あの寒さ。

ということで、
この真冬もこれの一点張りで通す事になりそう、、、

2012年12月18日火曜日

改憲

憲法改正には衆参それぞれ3分2の議員の発議があって、
その上で国民投票が行われて賛成多数なら実現する。

ぼくが子どもの頃はいわゆる55年体制だったから、
「3分の2の発議」なんてまず不可能で、
国民投票になっても絶対に否決されると思っていた。

子ども心に、
もし5分の4とか規定されていたらどうなるのかと考えた。

あるいは、
憲法自体に「絶対に変えてはならぬ」と書かれていたらどうなるか。

もう革命とかもう一度敗戦とか、
とんでもないことが無い限り絶対変えられないことが、
いささか歯がゆくもあった。

それが現実味をもって語られる日がこんなに早くくるなんて、、、

大人になった今は改憲に絶対反対だ。

慣れという問題かもしれないけど、
政党やマスコミが出してくる試案の、
内容以前に文章がいけない。

文章としてぼくは現行憲法は好きだ。

特に前文。


日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

この格調ある憲法を、
安倍晋三は「はしたない」と表現した。

もちろんそれは文章がというよりも、
この憲法が戦勝国アメリカに「押し付けられた」
というのが理由なのだが、
それにしても「はしたない」と表現する資格が、
はたして安倍晋三にあるのか。

今回の衆院選を通じて、
「政治はプロに任せなさい」という論調が出てきた。

政治経験のないなんとかチルドレンが、
いきなり国会議員になることの弊害はぼくも認める。

何事にもプロがあるように、
政治にもプロが必要だとも思う。

問題なのは素人に政治ができるかというより、
プロ政治家を名乗る輩が本当にそれに値するのか、
という点だと思う。

●アップ忘れてました。


2012年12月17日月曜日

民意

やー

あまりの負けっぷりに声も出ず。

それでも頑張って今日も書く。

列島を空襲で焦土にされた挙げ句、
原発を2発落とされて壊滅した日本。

そこに敵国アメリカの占領軍がやってきて、
徹底抗戦するでもなくすぐに慣れ、
「ギブミーチョコレート」とねだった日本人。

「絶対安全」と洗脳されてきた原発が、
ものの見事にふっとんで放射能をまき散らし、
子どもをはじめおびただしい被爆者を出しながら、
その原発をバンバン建ててきた自民党を大勝させちゃう日本人。

同じ日本人だけど、
正直よーわからんよーになった。

それが民意って言われればそうなのかとも思うけど、
これほど激しく民意が触れる時代に、
民意にどれほどの意味があるのかと疑問にも感じる。

自民党が大勝したことで、
脱原発の道は100年は後退したといっていい。

原発より金になる発電方法が開発されない限り、
原発は永遠に続くだろう。

そして再び地震とかミサイル攻撃とかで大惨事になり、
それでもやっぱり産官学とマスコミの一体攻撃で、
脱原発の声はかき消されていくのだ。

そーそーそういう国民なんだ。

従順でバカなお人好し。

だから敗戦後いまだに植民地なんだけど。

おまけに維新が54議席もとっちゃって。

1928年にナチスが初めて国政に進出した時の議席が12。

そこから4年後には230議席で第一党になる。

4年後に橋下徹首相が誕生する可能性は十二分に出てきた。

すべて民意。

わからぬ民意。

嫌いなどじょうが負けたのは当然だが、
なんとも苦い夜。

2012年12月16日日曜日

左下























いよいよ来たね。

311後初の総選挙。

新聞やTVは意図的に無視してるけど、
まい争点はひとつ。

「脱原発」

これまでの選挙では実はあんまり政策とか重視してなかった。

どうせ公約やマニフェストなんて、
選挙向けの美辞麗句だとしか思ってないし。

でも今回だけは違う。

景気や消費税や雇用とかも大切だろうけど、
たぶんそれはどの政党がやっても大同小異だ。

でも脱原発はやる気があるのかないのかで、
決定的に違う。

ぼくは311のあと割とすぐのころ、
原発の新設や増設は認めないけど、
再稼働は電力の受給状況によっては仕方ないかもって書いた。

その考え方は今も全く変わってない。

ただ状況が変わった。

あの時は原発が全部止まるとさすがに電力供給マズいんじゃ?
って思ってた。

でも現実は見事に違った。

原発なんてこの国にはひとつも必要じゃなかった。

必要だったのは電力会社だけ。

なぜなら儲かるから。

もうホント、
それだけだったんだよ。

そのことがはっきりした以上、
ぼくは原発に未練はなし。

狙うは左下だな。





2012年12月15日土曜日

慧眼






















地震のあとには戦争がやってくる。軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる。国民をバカにして戦争にかり立てる。自分は安全なところで偉そうにしてるだけ。阪神大震災から5年。

俺は大阪の水浸しになった部屋で目が覚めた。TVをつけると5ヶ所ほどから火の手がのぼっていた。「これはすぐに消えるだろう」と思ってまた眠った。6時間後に目が覚めると神戸の街は火の海と化していた。

この国は何をやってるんだ。復興資金は大手ゼネコンに流れ、神戸の土建屋は自己破産を申請する。これが日本だ。私の国だ。とっくの昔に死んだ有名だった映画スターの兄ですと言って返り咲いた政治家。弟はドラムを叩くシーンで僕はロックン・ロールじゃありませんと自白している。

政治家は反米主義に拍車がかかり、もう後もどりできゃしない。そのうち、リズム&ブルースもロックも禁止されるだろう。政治家はみんな防衛庁が大好きらしい。人を助けるとか世界を平和にするとか言って実は軍隊を動かして世界を征服したい。

俺はまるで共産党員みたいだな。普通にロックをやってきただけなんだけど。そうだよ、売れない音楽をずっとやってきたんだ。何を学ぼうと思ったわけじゃない。好きな音楽をやっているだけだ。それを何かに利用しようなんて思わない。せこい奴らとはちがう。

民衆をだまして、民衆を利用して何になりたいんだ。予算はどーなってるんだ。予算をどう使うかってうのはいったい誰が決めてるんだ。10万円のために人を殺す奴もいれば、10兆円とか100兆円とかを動かしてる奴もいるんだ。

一体この国は何なんだ。俺が生まれて育ったこの国のことだ。君が生まれて育ったこの国のことだよ。どーだろう、……この国の憲法9条はまるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか?戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。俺達はジョン・レノンみたいじゃないか。戦争はやめよう。平和に生きよう。そしてみんな平等に暮らそう。きっと幸せになれるよ。

筆者は忌野清志郎。

恐るべき慧眼。

2012年12月14日金曜日

売電

ソフトバンクが発表した「おうち発電プロジェクト」。

じぶんちの屋根をソフトバンクに貸してソーラーパネルを設置、
電気を売って代金の15%が受け取れるという仕組み。

ソーラーパネルの設置費用などはゼロとのこと。

めちゃめちゃ面白いと思う。

iPhoneはauにしたけれど、
ソフトバンクのこのチャレンジングなとこ、
ぼくは好きだな。

一部では太陽光利権を孫正義が独り占め、
なんて言われてるけど、
ぼくは全然気にならないな。

ソフトバンクが携帯事業に乗り出したころを思い出す。

あの時も最初は胡散臭い感じで見られてた、
というかぼく自身そう思ってたけど、
結果はご承知の通り。

きっとソーラー事業も軌道に乗せると思う。

日本中の屋根がソーラーになって、
原発なんかなくても平気な世の中に早くなって欲しいな。

間近に迫った衆院選。

自民は3年以内に安全性の確認された原発の再稼働を、
堂々と打ち出している。

新設や核燃料リサイクルの技術開発も、
やめる気はさらさらないようだが。

はたまた核融合発電まで視野に入れている様子で。

日本はアメリカの生体実験場かいって思う。

ふざけんな自民。

って憤っても仕方ないけど。




2012年12月13日木曜日

乖離

北朝鮮のロケット発射

角田被告の自殺

舞鶴女子高生殺人事件の被告に逆転無罪判決

特大ニュース3連発の中、
小沢一郎氏が外国人特派員協会で記者会見した。

日本のマスコミには袋だたきにあっている小沢氏だが、
外国メディアからは依然、
日本政治における最重要人物の一人とみなされている。

その小沢氏が現在所属するのは日本未来の党。

ここもまた、
日本のマスコミの情勢分析では、
ほとんど無視されているけど、
ロイター通信はじめネットで行われている、
模擬選挙では1位を走っている。

この乖離は注目に値する。

オリエント急行殺人事件という有名な推理小説がある。

古典だからネタバレも許されると思うけど、
被害者以外のすべての乗客がグルでしたと、
そういう話しだ。

311以後明らかになってきたのは、
産官学及びマスコミも含めた、
この国のすべてがオリエント急行の乗客だったということではないか?

テレビや新聞からだけ情報を仕入れていると、
今度の総選挙の結果は、
驚くべきものになるかもしれない。




2012年12月12日水曜日

苦悩

あー年賀状書くの嫌やわぁ

宛名も手書きやねんで

最近はみんなパソコンやろ

パパ〜っと印刷して
裏だけチョロチョロっと

表書きが大変やねんで

でも

あんなんできひんし


セキグチさんが特に嫌や

関が大っきくて口がちっちゃいやろ

バランス取りにくいねん

何わろてんの?

ほんまやで

あの人がまた字がうまいねん

恥ずかしいやん

緊張したら余計に手がふるえるし

あ〜嫌やわ

たった40枚の年賀状に苦悩する

年の瀬恒例の母の姿


2012年12月11日火曜日

冷血

最近ブログの更新時間が早い、
いや遅いですねぇ

なんででしょ〜

内緒です。

いや、
頭の中でバットの素振りって疲れるよね。

何言ってるかわかりませんねぇ。

ちょっとおかしくなってます。

オーバーヒート気味。

そうそう。

今日会社に行ったら、
机の上にAmazonの箱がドン。

先日注文した「冷血」(高村薫)上下巻が、
なんと会社に届いていたのである。














前にサーキュレーターを注文した時に、
家から持って行くのが面倒くさいんで、
会社を配送先に指定したんだけど、
どうやら今回間違って、
そっちを選んじゃったみたい。

箱に入ってるし、
別に怪しいものじゃないし、
いいんだけど。

何だかそういうところでも、
ちょっと頭がオーバーヒートしてるような、
そんな師走でございます。

2012年12月10日月曜日

集中

ぼくと姉とオヤジと母の4人の誕生日は、
年末年始のひと月に集中してて、
みんな一緒に暮らしてたころは、
師走の忙しさもあって、
とりあえず全部正月にまとめて、
「おめでとう」で済ましてたような気がする。

オヤジは死んだけど、
やっぱりというか、
命日はやはりこのひと月間にあって、
やっぱり記念日は集中する。

今日は母とオヤジの命日を記念(!)して、
姉一家と6人で食事会。

ちっちゃかった姪二人もすっかり、
今では大人のレディに変身して、
会話の内容も少しずつ大人モードになってきた。

二人を見ていると、
つくづくこれから大変な時代だから頑張れよって思う。

自民から民主に政権交代して、
大震災があって原発が爆発して、
今度の選挙で自民がまた政権を握れば、
いよいよ改憲や徴兵制が現実味を帯びてくる。

姪二人は自分の子どもを国防軍に入れる、
そんな経験をしなきゃならないかもしれない。

場合によっては戦争なんてことになって、
戦死する可能性だってゼロとはいえない。

改憲とか徴兵制なんて、
ほんの20年ぐらい前までは、
口にするのもはばかられるほど、
あり得ない話しだと思ってた。

本当に時代って変わるんだなぁと、
しみじみ実感する。

平成生まれの子どもが成人して、
もはや昭和生まれっていうだけで、
昔の人扱いされる時代だ。

二人のためにも、
少しはましな日本になってくれるよう、
ぼくなりに戦わねばならない。

そんな意を強くした。


2012年12月9日日曜日

銀杏



















会社の前の公園にイチョウの落ち葉が降り積もる。

5年前の今ごろもそうだった。

毎年思い出す。

5年前の12月9日、
オヤジが死んだ。

あのころの気分は今も変わらない。

たぶんまだオヤジが死んだ事を、
ぼくは認めていない。

何の区切りもつけてない。

ひどく悲しむこともないかわりに、
思い出さない日もない。

365日24時間、
ぼくの心のどこかにオヤジがいて、
いつも問いかけているような気がする。

これで合ってるの?

返事はないけど、
ずっと問いかけている。

何考えてたの?

別にひどく知りたいわけじゃないけど、
聞き漏らしたことが沢山あった気もする。

そんなこんなで5年がたった。

ぼくは5歳ふけた。

確実にオヤジの元に近づいている。


2012年12月8日土曜日

掃除

朝っぱらから元気一杯の母。

理由はこれ。


















やってきました、
新しい掃除機。

さぁこれで奇麗に掃除するでぇ

実は母、
昨日が誕生日で後期高齢者入り。

元気である。

新たな「相棒」を得て、
掃除する百万倍である。

そのうち、
我が家最大のゴミであるぼくも掃除されそう、、、

ルンバ君もはやお役御免(笑)

●東北の地震、ひさびさにゾゾッて来た。携帯の速報が入り、NHKをつけ、アナウンサーの「今すぐ避難してください」の大声に驚き、、、大きな被害はなかったみたいでよかったけれど、被災者はフラッシュバックしたに違いない。

2012年12月7日金曜日

特等














遅ればせながら「人生の特等席」

クリント・イーストウッド主演だからね。

相当期待してたけど。

思ったほどではなかった。

ただ彼の最近の作品は、
アメリカの中流っていうか、
ふつーのアメリカの暮らしが描かれていて面白い。

ハリウッド映画ってたいてい、
ニューヨークとかLAとかシカゴとか、
大都会が舞台で、
それは日本でいえば東京や大阪なんだろうけど、
国の99%はそうじゃない、
ぼくやあなたが暮らしているような場所だ。

彼の映画は、
アメリカのそういう何の変哲もない場所を舞台にして、
それでもしっかり映画にしてしまうから凄い。

この映画はメジャーリーグの老スカウトマンが主役なんだけど、
日本で言うところの高校生の公式戦に足を運び、
自分の眼力で有望な新人を発掘する。

今メジャーでは数学的手法で活躍しそうな選手をはじき出す、
そんなプログラムがあって、
スカウトもオフィスでデータをいじってるだけ、
みたいな人が幅をきかせているようだ。

でもやっぱり現場で生で選手を見ないと、
わかんないことがある、
みたいな映画なんだけど、
それがたとえ夢物語であっても、
そうであって欲しいなと思わせてくれた。

ところで。

ぼくにとっての人生の特等席ってどこなんだろうな?


●金曜日ですな。元町ですな。散歩ですな(笑)

2012年12月6日木曜日

幸福

年末ジャンボ宝くじ。

売ってるね。

1等前後賞合わせて6億円!

当たったたらどうする?

もはやこの季節の決まり文句だね。

母に聞いてみた。

やっぱり6億円欲しい?

そりゃ欲しいわ。

当たったらどうする?

気ぃ狂うわ。

当たらん方がええなぁ。

でも買わな当たらんで。

そうやなぁ、アンタ梅田で買ってきてぇな。

もうクリシェだね。

手帳とカレンダーが会社で配られ、
ダウンを着込むようになり、
年賀状の写真を心配する。

母はクリスマスケーキとおせち料理を注文する。

我が家は何も変わらない。

変わらなさすぎる。

でも、
それが今の幸せ。

しっかりかみしめ味わっとこう。

師走はあっという間に過ぎゆく、、、

勘三郎が死んだ。

享年57歳。


2012年12月5日水曜日

世代

気づけば6時過ぎ。

いかんいかん。

つい油断した。

おしゃべりのお相手もたいがいにしないと。














最近レイトショーにはまってる。

007スカイフォール。

公開初日でも1200円。

面白かったよ。

ただ前半と後半が随分雰囲気が違ってて、
二本の映画をくっつけたみたいだったけど。

テーマは、
旧世代と新世代みたいな感じ。

そういえば、
サッカーのゴン中山が引退したな。

新聞に「昭和の男」ってなってて、
昭和男って、
昔の明治男みたいなニュアンスで使われるんだって、
ちょっと寂しかった。

どうせぼくは昭和男ですから、、、

まぁ平成元年生まれが24歳だからね。

当然か。

2012年12月4日火曜日

最安

ヨドバシカメラで価格コムの最安値を示すと、
値下げに応じるって先日テレビで見て、
本当なのか試してみた。

ターゲットはこれ。



















全く同じ物が、
梅田ヨドバシでは39万円で売られてた。

何と10万円も高い。

店員をつかまえてテレビの話しをし、
価格コムのこの表示を見せると、
店員は「相談してきます」と奥へ。

5分ほどして戻ってきた店員は、
申し訳なさそうに「36万円が限度です」。

10%のポイント還元を含めても、
まだ3万円近く高い。

「Amazonさんは割に合わせてくれるんですけどねぇ」と店員。

ネット商店とリアル店舗の間にも、
一応の暗黙の了解があるようなのだが、
それでも価格破壊する業者は必ずある。

型番が同じならば全く同じ商品なわけで、
「安かろう悪かろう」の理屈はない。
ならば電化製品の安売り合戦はネットが絶対有利。

ヨドバシでも値引きできることがわかったのは収穫だったけど、
やっぱり買うならネットだな。

え、
カメラ?

買いませんよ、
こんな高価な物。

ヨドバシカメラだからカメラ、
それも評価の高い一眼レフを選んだだけです。

2012年12月3日月曜日

補欠


















奇麗好きの母に圧倒され、
肩身が狭かったルンバ君が、
最近やけに張り切っている。

今日も起きたら隣の和室でせわしなく、
ぶいぶい動いてた。

実は数日前、
掃除機が故障して、
取り寄せに時間がかかっているのだ。

我が家は一階と二階にそれぞれ掃除機があって、
故障したのは二階のやつ。

そこで母は一階のを持って上がって対処しようとしたんだけど、
さすがに重くてしんどかったのか、
ルンバ君に頼ったわけだ。

思わぬ起用で張り切るルンバ君。

でもあと数日たって、
新しい掃除機がやってきたら、
また君は万年補欠リスト入りだよ。

2012年12月2日日曜日

出馬

脱原発で名をあげた山本太郎がついに、
衆院選に出馬することになった。

彼に対して好き嫌いはあると思う。

ぼくも即全原発停止という、
脱原発原理主義にはいささかゲンナリなのだけど、
彼の記者会見の筆記を読んで、
素直に感動した。

311を経て原発の怖さに目覚め、
芸能人なのにマスコミから干されるのも覚悟で、
立ちあがった男気はぼくの胸を打つ。

「維新」とか「八策」とか「骨太」とか、
他人からの借り物言葉ばかりのどっかの弁舌屋とは違い、
自分の言葉でちゃんと受け答えしている。

甘さはあるかもしれない。

事実誤認や細かな間違いはあるかもしれない。

実現可能かどうかもわからない。

でも引きつける何かがある。

こりゃますます今度の選挙が面白くなってきた。

時間があれば、
いや無くても、
彼の言葉を読んで欲しい。


こんばんは 山本太郎です よろしくお願いします 今回、新党を立ち上げます 自分自身も衆議院に立候補します 新党の名前は 「今はひとり」 です。

 自分自身、政治家になりたいという気持ちは、ないんです。はっきり言うと。ヤクザな世界じゃないですか。そんな世界に身を置くのはしんどい。でもこの1年以上市民活動に身を置いてきて一票も逃してはいけないと思っている。

 第一極、二極、三極というが、実質は二極しかない。若い人に知ってもらいたい。一極は、この国を売り飛ばそうとしている。A or B の戦いなんだと知ってもらいたい。

 脱原発が大命題なのに争点になっていない。 燃料も発見できていない。収束宣言みたいなハッタリが言われている。 そう言われている間にも、日本は地震の活動期。阪神大震災から二年おきくらいには大きいの来てる。日本をとりかこむ4つのプレートが動いている。元々原発はデタラメだった。今これを止めないと日本の国民は絶滅してしまう。 直下に活断層があっても、動かそうとするんですよ。 原発をやめるということで、かわりになるものは何なんだと。江戸時代に戻るという人がいますが、今動いてないけど、同じ生活ができている。

 動かすことは、99%の私たちが犠牲になることです。

 反原発、反TPP、はっきりしたこと言う党と組んでいきたい。 なぜ1人で出たのか。どの党の政策みても、「そんな、のんきなコト言ってられるね」といった内容。そんなこと続けているうちに次の事故が起こる。作業員さんたちががんばってくれてる間に、(原発やめる方向に)シフトしないといけない。

 ボクが立つことによってもしも、やるという人がでて、5人集まれば党になる。比例で統一名簿で、たとえば「脱原発」と書けば(誰かが通る?) ...ホントは大きくやっていきたい。 実現するかはわからないが、やってみようと思う。それがかなわないなら、しばらく「今はひとり」が続くことになると思う。

脱原発、反TPP、反消費税、ちゃんと言ってくれてるところ、限られる。 未来の党 社民党 みどりの風 新党日本(その他)、この国を救うと思う。

 どういうことやっていきたいのか、これまで市民活動でやってきたことと、ズレはない。「原発即時撤退」です。東日本の避難の権利を確立できたらと思う。

それまでの基準やめて1ミリ→20ミリに。20倍にしてしまった。みなさんご存じだと思う。年間5ミリでチェルノでは強制移住でした。日本はどうでしょう。子どもにも20ミリあてはめて。狂ってるんです。マスコミも取り上げましたか? しがらみあるだろう。日本では取り上げるの難しい。これが殺人的な数字だというメディアがほとんどなかった。政府だけでなくマスコミも加担している。それではいけない、と思う人が今日(取材に)来てくれてると思う。

 放射線(業務)従事者が管理された区域に入る、それが放射線管理区域、年間5ミリです。その4倍もの数値なんです20ミリは。撤回されたようだがはっきりしない。政府は同心円状に汚染、と、そういうフリをし続けている。汚染区域に人を帰そうとしている。東日本一帯に汚染は広がり、ホットスポットとして存在している。くわしく知らされずに暮らしている人がいる。

 いったいなぜ、そうしているのか。この国は、人を切り捨てることをしている。枝野さんは「ただちに影響はない」と。その通りです。その時は大丈夫でも後々影響ある。これまでの公害でもまったく同じことが起こっている。これまで通りの暮らしをしたら、汚染作物が育てられてしまう。

 一般食品のレベル100ベクレル。500から下がったからよかったというものではない。100ベクレルは廃棄物として管理されてきた数字なんです。それがなぜ大きな声にならないのか。力になってくれた議員は少数派。(政治は)多数決なんです。力を集めることが大事。

 原発はものすごく大きな既得権益でなされてるんです。電力会社だけでなく電器会社、メガバンク、すべて関わっている。東電一社だけで260億円、電力10社で1000億円の広告費。いろいろな企業が関わって(東電の悪い面について)言えないんです。気がついた人しか声を上げていないんです。

 新聞・TV依存度が高い日本、コントロール簡単です。ある調査で、メディア依存度はアメリカなどでは20%、日本は70%、印象操作簡単なんです。

 みんなの生きる権利がないがしろにされている。はっきりさせたのが3.11。どうして瓦礫を燃やすのか、広域処理で放射性物質以外のアスベストなどもガスになって広がる。そういう声が聞こえてこない。環境省からメディアに40億円流れている。だからメディアも言えないんです。利権など、それより大きなものがある。汚染食品、汚染がれき、広げることで、汚染を均一化することになる。

 Q:TPP?

 A:脱原発といいながらTPPに色気を出している党があるが、偽物です。規制なくそう、一見よさそうに見えるが、日本の農業ただでさえ少ないのに、安い食品入ってきたら壊滅です。食糧を他の国にゆだねてはいけない。それだけでなく遺伝子組み換えなどの別の面もやってくる。他には医療。国民皆保険、3割負担だが、これも自由化が進めばアメリカみたいな高いものがやってくる。次には生命保険。歯を抜いたら100万円、肺炎で200万円、その結果、医療を受けられるのは金持ちだけになる。そんなことでいいのか。環太平洋といいながら東アジアで乗り気な国、ほとんどない。中国も入らない。アメリカがおいしい思いするために、TPPやりましょうということなんです。海外から安い労働力が入ってきたら雇用も危ない。「大丈夫です」と政治家は言うが、関電も説得できなかったのに、アメリカと交渉できるのか。脱原発と反TPPはセットなんです。


 なんのために1人で出るのか。どこかの党から出ると、その党のカラー、歩調に合わせないといけないから。問題に対してストレートによどみなくやっていきたい。今日は12月1日。もうせまってます。3日ギリギリのところで、自民党や民主党から、良心の残っている人たち、ひょっとしたらこっちに流れてきてくれる人いるのじゃないのかと。一人でも不条理をこうむる人がいなくなればと、そういう志ある人。党から出られないというところで筋を通すのでなく、国民に筋を通してほしい。

 Q:東日本からの避難、どんなステップで?

 A:難しい問題です。3.11以降気づいたことですから。全国には沢山の限界集落がある。極力コミュニティごと動いてもらえればいいと思う。がれき広域処理にも代替案出てる。森を作って防波堤にするなど。

 脱原発や反TPPは、ある国に対する反逆なんです。オスプレイでもはっきりした。本国では飛ばさないものを日本で飛ばしている。アメリカのもう一つの州にすらなっていない。広域処理の費用は、アメリカ国債を売ればいい。

 (我が党から)出ないか、というお話はほうぼうからいただいていた。このタイムリミットまでのあいだに5人集まれて、比例区の統一名簿できたら......。まぁ協力してくれますよ。

 これまでの党から出て、何がしたいのか。民主、自民、公明、維新、国民新党、みんなの党(グレー)これらの党はこの国を売り飛ばそうとしている。この国に住まうものに目が向いていない。その他の党は協力しないといけない。二極の戦いなんです。本当の独立を目指さないといけない時なんです。この機会を逃すともうチャンスはないと思う。その機会を失うと思う。原発も避難も、もう争点にはあがらないだろう。

 Q:選挙区はどこ?

 A:まだ決めていないです。大事な所なんですが、一番面白いところでもある。一番強い相手にぶつかりたい。仙石さんはもう終わった政治家。3.11以降の悲劇、民主党が追い込んだ。首狩り族の1人としてけじめをつけてやろうと玉砕覚悟で思っている。みんなに選挙を面白がってほしいと思う。面白くするためには橋下さんに出てほしい。なかなかカードは切らないと思うが。本人いわくケンカが強いらしいから、ぜひともガチンコで勝負したいです。どの選挙区でも勝つ気でいます。メディアに関してもキー局で注目されたい。そうでないと地方局で注目されない。今、言ってることはカットされるかもしれないがTV用に言い換える。

 Q:理念・公約わかったが、勝つプランは? どうケンカするのかビジョンを。

 A:メディアに注目してもらえるか。できる限り、僕たち側、国民の命を守ろうとしている党とはかぶりたくない。つぶし合い、票の奪い合いになってしまうから、調整していきたい。一番はお金だと思う。フィクサーいるのでは? と言われてるが、資金源はみなさんなんです。いまから募るんです。資金面としては100%市民選挙になります。比例では協力できないとなるなら、Bチームの中で超党派で色々な問題に取り組んで行けたらと思う。誰にも媚びたくないんです。ボクが見たいのは、子どもを守りたいというお母さんがたです。党に入ってしまうと、言えない言葉が出てくる。

 Q:統一名簿は比例単独?

 A:このままだと小選挙区となる。増えていけば展開がかわる。時に応じて。

 Q:憲法9条について。徴兵制の問題。

 A:平和憲法は絶対にいじらせない。このままでいくと領土問題。勝手に起こったことではなく、こちらから石を投げてる。なぜ(アメリカの)ヘリテージ(財団)で会見したのか。徴兵制もそこから出てくるのだろう。徴兵させるなら、そう言った政治家自身が行くべき。彼らにガザに行ってレポートしてもらいましょう。戦争があっても傷つくのは若い人。この国では働いてもお金にならない。そうすることで徴兵やりやすくなる。

 Q:表現の自由について。ACTAも衆院で4分で起立投票で通ってしまったTPPも。二次創作もできなくなる。言論統制になり戦争に繋がると思っている。

 A:表現の自由に関しては、ボク自身がもうすでに規制されてる。(笑)お隣の独裁国家を笑えない。ACTAも、インターネットつぶし、何がしたいかハッキリしている。TV・新聞依存を増やしたい。本当の情報をメディアからだけでなく、インターネットから得てきた人たちがいる。それを根絶やしにしたい。インターネットは癌。広告収入がなくなってしまうから。メディアの方々、この問題流しませんでしたよね。当然ですよね。インターネットは敵ですもん。ヨーロッパでは通らなかったものが、日本ではアッサリ通ってしまって、なさけない。勉強会やってほしいと議員さんに頼んだけど人が集まらなかった。夜中まで踊って何が悪いんですか、風営法。クラブなどのカルチャーから表現生まれてきた。兵器工場で働けということか。若者の才能を伸ばすということに関して規制をする、そのことは反対していく。

 Q:原発がれき放射能。地元でかんばる人たちにはどう言うのか?

 A:混乱の大元は何か(どこか)、政府は事故を矮小化した。たとえ汚染があろうとも地元で暮らしたいと。元々の人間関係あり出たくても出られない人もいる。高線量だった時に、一度避難させて、除染してから帰すべきだった。「住み続けなければならない」ではなく不安ありながら暮らしてるならバックアップが必要だと思う。お金続かず避難先から戻る人もいる。「帰れます」といわれてる超高濃度地帯、チェルノ26年後でもまだ帰られない。2万4千年後に帰れるとロシアの役人が言ってた。そこをハッキリさせることです。帰られるか帰られないのか。ウクライナでは年間1ミリでも病気出てる。外部が1ミリでも内部被曝を避けられないから。先の人々の健康を担保するためにも、そこはハッキリしたほうがいいと思う。国としてバックアップすることが必要。除染は、チェルノは周囲30キロは放棄している。そこを置き場(震災遺物)として使わせてもらうとしか考えられない。

 原発の作業員のみなさんについて。収束宣言のために、給与も減った。僕たちの命を繋いでくれている。彼らの健康調査などやっていくべき。東電社員と食べ物が違うとか、そういう点もキチンと、フォーカスしていくべきです。

2012年12月1日土曜日

達観

久々に朝イチで起きて仕事した。

一年ぶりぐらいかしらん。

普段寝るような時間に起きて、
通勤電車に乗って出勤。

車窓から差し込む朝日を眺め、
ああこれが堅気の生活かと思う。

もう二度とすることはないと思ってたから、
その仕事が出来ることは嬉しかったけど、
前ほど緊張も興奮もしなかったのは何故だろう。

むしろ楽しかったという感じ。

獲物がギリギリまで近づいてくるのを待って、
一発で仕留めるみたいな。

切羽詰まった状況で、
飛んでくる矢を紙一重でかわすというか。

そのスリルが、
恐怖ではなく快感であった。

もちろん仕事だから大失敗はしないよう、
年に一度だろうがそれなりの予習をして、
最近の傾向と対策はたてていたけど。

それはお客様のためであって、
社内の評価などどーでもよかった。

上司が褒めてくれてたみたいだったけど、
どーでもよかった。

それより近くにいる後輩に、
少しでも参考になればと思っていた。

自分が自分らしくあれればそれでよかった。

前の時は、
その仕事に対する意地みたいなものがあったけど、
今はもうないから楽しめたのかもしれない。

不思議な気がする。

1年でこんなに変わるものか。

成長じゃなく変化。

いや変化じゃなく老化?

ある種の達観かもしれない。


遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...