2012年12月21日金曜日

景気

景気って言葉には「気」って漢字が含まれる。

多分に非合理的なその場の勢いみたいなもんが、
大きく左右するようだ。

自民党が大勝するや株価が上がりっ放しなのは、
多分に御祝儀相場的なもので、
安倍晋三の経済政策が優れているわけではない。

ないと断言しておいてなんだが、
僕は経済なんてサッパリわからない。

でもこういうことはわかる。

ある手法が良いという専門家が100人いても、
全く正反対の手法を支持する専門家も100人いるということ。

数学は使うけれど経済は数学そのものではないから、
数学みたいに証明できるもんじゃない。

ある手法で景気が良くなったからといって、
その手法が最良だったかどうかは分からない。

ある手法をとったら景気が良くなりました、
という事実があるだけだ。

お札をジャンジャン刷らせれば景気がよくなるなら、
こんなに結構なことはないけれど、
きっとそううまくいきはすまい。

そんな事でいいならドジョウだってやっただろう。

ひょっとしてうまくいったって、
そんなの偶然というか真逆の結果になってても、
ちっとも不思議じゃない程度のことだと思う。

ぼくの経験則で言えば、
アメリカの気にいる政策をとっていれば、
見た目の景気は良くなる。

その代わり食料自給率が落ちたり、
どっかで戦争が始まったり、
直接関係ないところで何がしかのシワ寄せが来てるはず。

けーきなんてそんなもんだろ。

だから「気」がつく。

アメリカの気分次第なんだよ。

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