暮れの元気なご挨拶を済ませ、
すっきり気分で出社したら、
先日のぼくの仕事にケチをつける輩が。
ぼくの仕事にケチをつけてくる経路は常に複数あって、
大きく3つのぐらいに分けられる。
今回はそのいずれもから文句は出なかった。
といって褒められたわけでもないのだけれど、
まぁスルーしたわけ。
それでヤレヤレと思っていたら、
今回は第4の経路から弾が飛んで来た。
まったく誰からも文句の出ない仕事というのは、
結局だれの気にも留まらない
つまり面白みの無い無難な内容のものになってしまう。
異論や反論があることは、
ある意味健全なことだけど、
問題はその中身だ。
「これまでそのようなやり方はなかった」
とか、
「OBにたずねてみてもそういうやり方は反則だと言った」
みたいな感じで、
ほとんど難癖。
それを現場と全く関係のない部署から指摘されたのだ。
こっちは日頃からケチをつけられるのは覚悟してて、
あえてギリギリの球を投げているのだけど、
まさか第4ルートから弾が来るとは想像してなかっただけに、
さすがに頭に来た。
まぁその第4ルートからの文句も、
本当は1〜3ルートの中の誰かの「入れ知恵」かもしれず、
その他様々な事が考えられ、
そうなると疑心暗鬼にもなってきて、
非常に気分が悪かった。
組織というのはそういう足の引っ張り合いというか、
まぁ本当にどこから弾が飛んでくるかわからないから、
出世して行く奴らはみんな、
弾に当たらないよう身を潜めるようにして毎日仕事している。
他人の生き方だから仕方ないけれど、
ぼくは断固そういう生き方はしない。
ケチがつらつら書かれた紙を一度は丸めてくずかごに投げ入れたのだが、
拾い直してコピーして、
「反則」というところに蛍光ペンで印をつけて、
デスクの前にはっておいた。
自分を発奮させるためだ。