事実は小説よりも奇なりとは言うけれど、、、
先日観た映画「そして父になる」さながら、
いや、
それよりもっともっと残酷な、
60年前の新生児取り違え。
今さら「ごめんなさい」とどれだけ謝られても、
いくら慰謝料を積まれても、
過ぎ去った歳月は戻らない。
ミスでは済まされない過ち。
60年は余りにも長過ぎる。
取り違えられた二人の、
その後の人生が余りに対照的で、
余計にやりきれない。
戸籍といえば、、、
先日書いたような次第で、
パスポートの申請に行って来た。
あれって戸籍抄本がいるんだよね。
そこには久々に見る名前が、
くっきりと記されていたわ。
否応なく思い出さされる過去の自分。
同じことを思っている人が、
この世に2人いるという現実、、、
そういえば、
パスポート申請の場所も、
14年前と同じ。
1999年4月のことでした。