2009年1月12日月曜日

一瞬

2001年に、
北アフリカのチャドの砂漠で、
700万年前の化石が見つかった。
人類最古の化石「トゥーマイ」だ。
サルからヒトへ、
進化のパズルは、
少しずつ、
でも確実に埋まりつつある。

NHKが年明けから、
地球や生物史について、
立て続けに良い番組をやっていて、
見るのが追い付かない。



こうした番組を見ていて思うのは、
つくづく、
「神」は死んだということだ。

宇宙は、
人類史など軽く凌駕するスケールで動いている。
観念的な意味としてはともかく、
例えば人類を創造したような意味での神を、
もはやぼくたちは絶対視できない。

無論、
それでも神を信じることは、
決して悪いことではない。
でも、
少なくとも神を理由に戦争するのはやめた方がいい。
科学は万能じゃないけど、
人間性に比べれば、
遥かに進歩している。



同時に、
地球史の中で、
奇跡的な「一瞬」として存在する人間を、
文字通り「一瞬」で終わらせないために、
しなければならないことが見えてくる。

いつか来るに違いない、
巨大噴火や隕石衝突に備えて、
科学を発展させ、
手立てを講じることだ。



●難波「YAKATA de Voce 」に始めて行った。仕事前、昼のセッションだ。えべっさんで大変な人ごみの中、迷ったが、着いたら、あまりにも「いい感じ」なんで、嬉しくなった。

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