2009年1月31日土曜日

条例

東京都荒川区で、
「飼い主のいない動物への迷惑な餌やりを罰則付きで禁じる全国初の条例」が4月から施行される。

カラスの被害が発端らしいのだが、
野良猫なんかも含まれるため、
愛猫家らが反発してると初めて知った。

検索したら「荒川区+猫+餌やり」だけで12700件ヒットした。
「飼い主のいない動物への迷惑な餌やり」についての様々な意見は興味深い。

一口に「餌やり」といっても、
里親を探す、
不妊手術をするなど、
「野良状態」からの改善に真剣に努力している人もいる。
一方、
垂れ流しのように餌をばら撒くだけの人もいる。

そういう行動の多様さが、
「条例」でくくってしまった途端に柔軟性をなくす。
条例に「賛成」が「心底賛成+(善意の)無知」であるとすれば、
「反対」側の分は圧倒的に悪いだろう。
そういう「何となく賛成」な気分で日常に法律や条例が次々持ち込まれるのは嫌だ。

「傘さして自転車に乗るのダメ」
「歩きたばこダメ」。。。
結局、
自分らを窮屈にしてしまうだけではないか。


●別のところへ書いた文章なので、いつも以上にかたいな●朝青が品格をうんぬんと言ってる間に、とんでもないことに。

0 件のコメント:

コメントを投稿

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...