2009年1月22日木曜日

悪者

「何でも鑑定団」で、
300万円で買った壺が、
わずか3000円だと言われた人がいたと、
母から聞いた。

司会の紳助に、
「お父さん、もう骨董は見るだけにしときなはれ」
と言われた男性は、
赤っ恥をかいたわけだが、
彼は本当に笑い者だろうか?



同じ日、
TK初公判が開かれた。
著作権があると騙して、
会社社長から5億円をだまし取った罪が、
これから裁かれるわけだ。

考えてみよう。
二束三文の壺を大枚はたいて買った男性が笑い者にされるなら、
TKに騙された社長だって同じようなものではないか。

紳助は、
TKに騙された社長に対しても、
「社長さん、あんた音楽は聴くだけにしときなはれ」
と笑い者にしないと不公平だ。



いやむしろ、
3000円の価値の壺を300万円で買わされた男性の方が、
ひと山あてようとTKの著作権に目がくらんだ社長より、
ぼくにはよほど可哀そうだ。

法律って何なんだろうね。

ぼくには、
「小室被告の騙しのテクニックが明るみに出ます」
などと叫ぶレポーターが、
無性に腹立たしい。


●三宮ホリーズで Pf.押領司由紀Bs.宗竹正浩Dr.山口実紗トリオを聞く。女性ドラマー、珍しい。押領寺さんには、じゃず家のセッションでお世話になっている。1曲歌わしてくれてありがとう●藤原紀香の「私が子供だったころ」をBShiで。おらが郷土出身の有名人。彼女の生き方は好きだなぁ。

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