人は起きている時も夢を見続けているのではないか。
先日書いたことが引っかかる。
脳の仕組みをPCにたとえるのは、
便利すぎて誤っているかもしれないけど、
ネットを閲覧したり文章を書いたりしている間にも、
PCは勝手にプログラムの更新をしていたりする。
同じようなことが脳の中でも起きているのではないか。
今こうして考えている自分とは別に、
脳は独自で何事かを考え判断しているかもしれない。
寝ているという状態は、
単に「ぼく」というプログラムが閉じられているだけで、
脳そのものはシャットダウンすることはないのではないか。
それが夢という状態なのではないか。
無意識と言い換えれば分かりやすいだろうか。
本当の「ぼく」とは、
こうして文章を打っているこの意識ではなく、
休むことなく生起し続ける無意識の方ではないのか。
俗に言う無の境地とは、
意識と無意識が統合している状態、
あるいは本来の「ぼく」である無意識が意識を凌駕した状態ではないか。
今のぼくは「仮想自我」といえまいか。
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