2009年3月31日火曜日

青春

かつて「青春ドラマ」に出ていた二人の俳優が、
立て続けに脚光を浴びている。

一人は火野正平。
「飛び出せ青春」で兵藤という役柄の、
ちょっと癖のある不良を演じていた。
それが最近新曲を出したらしく、
ジャンカラのPVに出ている。

そしてもう一人は森田健作。
「おれは男だ」で剣道青年だった「モリケン」が、
国会議員から千葉県知事に当選してしまった。

芸能界きってのプレイボーイと、
片や「青春の巨匠」。
二人それぞれの活躍ぶりもさることながら、
本当に驚かされたのは年齢だ。
火野正平59歳。
森田健作同じく59歳。

ドラマを見ていたころ、
ぼくは小学校1年生ぐらいだったから、
高校生役の二人はすっごい年上に見えた。
だから、
今はもっと年齢が上なんじゃないかと、
本当に何となく思ってた。
なんのなんのバリバリの50代じゃないか。

「年の差」ってのは互いの年齢が上がると、
相対的にどんどん縮まるんだね。

二人が80歳代になるころ、
ぼくは70歳代で、
そうなるとどちらも「お年寄り」でくくられて、
どっちが先に死んだって大差なしだ。

これはつまり人間年をとるにつれ、
「成長」が緩やかになるということなんだろう。
精神的にも肉体的にも一年一年の成長が少なくなる。

というか、
精神的なものに限れば、
20歳代ぐらいまでと今と、
「核」はそんなに変わらないんじゃないかな。
人間の原型は20歳ぐらいまでに出来上がって、
あとは大人社会の作法を覚えていくということなのかもしれない。

そういう意味でも20歳ぐらいまでって本当に大事なんだな。
その後どんなに努力したって、
この根っこはどうにも変えようがないんだから。

いくつになっても人の心には、
「青春」が住み続ける。
つまりそういうことなんだナ。


●WBC韓国代表監督「イチローを懲らしめたかった」と発言。見事、返り討ちにあった訳だ。4年後、一層盛り上がるだろう●キムヨナ強い。仮に真央のジャンプが決まっていても、今のヨナの完成度には及ばないように思う。バンクーバーまではあと1年しかない●ぼくのライブまでは一週間しかない!

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