かつて「青春ドラマ」に出ていた二人の俳優が、
立て続けに脚光を浴びている。
一人は火野正平。
「飛び出せ青春」で兵藤という役柄の、
ちょっと癖のある不良を演じていた。
それが最近新曲を出したらしく、
ジャンカラのPVに出ている。
そしてもう一人は森田健作。
「おれは男だ」で剣道青年だった「モリケン」が、
国会議員から千葉県知事に当選してしまった。
芸能界きってのプレイボーイと、
片や「青春の巨匠」。
二人それぞれの活躍ぶりもさることながら、
本当に驚かされたのは年齢だ。
火野正平59歳。
森田健作同じく59歳。
ドラマを見ていたころ、
ぼくは小学校1年生ぐらいだったから、
高校生役の二人はすっごい年上に見えた。
だから、
今はもっと年齢が上なんじゃないかと、
本当に何となく思ってた。
なんのなんのバリバリの50代じゃないか。
「年の差」ってのは互いの年齢が上がると、
相対的にどんどん縮まるんだね。
二人が80歳代になるころ、
ぼくは70歳代で、
そうなるとどちらも「お年寄り」でくくられて、
どっちが先に死んだって大差なしだ。
これはつまり人間年をとるにつれ、
「成長」が緩やかになるということなんだろう。
精神的にも肉体的にも一年一年の成長が少なくなる。
というか、
精神的なものに限れば、
20歳代ぐらいまでと今と、
「核」はそんなに変わらないんじゃないかな。
人間の原型は20歳ぐらいまでに出来上がって、
あとは大人社会の作法を覚えていくということなのかもしれない。
そういう意味でも20歳ぐらいまでって本当に大事なんだな。
その後どんなに努力したって、
この根っこはどうにも変えようがないんだから。
いくつになっても人の心には、
「青春」が住み続ける。
つまりそういうことなんだナ。
●WBC韓国代表監督「イチローを懲らしめたかった」と発言。見事、返り討ちにあった訳だ。4年後、一層盛り上がるだろう●キムヨナ強い。仮に真央のジャンプが決まっていても、今のヨナの完成度には及ばないように思う。バンクーバーまではあと1年しかない●ぼくのライブまでは一週間しかない!
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