選抜高校野球の決勝戦はなかなか見ごたえがあった。
長崎・清峰と岩手・花巻東の両エースの投げ合い。
特に清峰の右腕今村のピッチングには目を見張った。
連投の疲れで調子がイマイチだと悟ると、
ランナーが出るまではコントロール重視で、
ピンチの時には全力投球。
その切り替えが素晴らしい。
「手を抜く」というのとは違って、
変速機をちゃんと持っている。
ローで走るべき場所はローで。
飛ばす時には一気にトップで。
よく「悪い時は悪い時なりに」なんて言うけど、
そういう風にまとめられるのは、
どんな分野であれ「プロ」の仕事だ。
高校生ではなかなかできるものじゃあない。
ふと自分のライブを思う。
悪い時もいい時も、
元からありゃしないんだから、
とにかく全力投球するしかない。
球児のように清々しくとはいかないが。
●このように書くと、何試合も見たかのようだけど、今大会は正直関心がほとんどなかった。でも、いい試合って、一度見だすと釘付けになっちゃうんだなぁと改めて思った。
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