2009年4月29日水曜日

経緯

「みんなロックで大人になった」という、
以前録画したBSの7回シリーズを、
大型連休(ぼく自身のは小型だが)を機に見ようと思い立ち、
今日で4回目の途中、
ヘビメタまで進んだ。

様々なバンドが紹介されるのだが、
初回いきなりストーンズが出てくるのに驚く。
だって他のほとんどのバンドはもはや活動を止めたのに、
彼らは現役で、
しかも先日みた「シャイン・ア・ライト」みたいに、
今なお最高にカッコいいのだから。

そうそう、
クラプトンも初回に出てきた。



ここまでで一番面白かったエピソードは、
「スモーク・オン・ザ・ウォーター」が出来たいきさつ。

ディープ・パープルが、
レコードを録音するはずの建物に到着したその夜に、
そこが全焼しちゃったそうで、
その建物の前が湖で、
湖面を白い煙が漂っていたという実話だったとは。
あれだけ聞いたのに全然知らなかった。

アルバム製作の最後に7分ほど時間が余って、
何かもう1曲作んなきゃってなって、
リッチー・ブラックモアがあのリフを思いつき、
そんじゃあの火事のこと歌詞にしちゃえって、
そうやって出来たそうだ。
確かに歌詞無茶苦茶だもんな。

名曲には案外そういう類が多い。
ストーンズの「サティスファクション」の話もイケル。
あのリフはキース・リチャーズが夜中、
夢で見た(聞いた)のを夜中に朦朧としながら録音して、
また寝ちゃったんだって。

本人もあんまり覚えてなかったらしくて、
朝起きて巻き戻したら、
自分のギターが録音されてたとか。
キースは「テープの残りは俺のイビキが入ってたよ」だって。

ビートルズの「イエスタデイ」も、
ポール・マッカートニーがある朝目覚めたら、
もう頭の中で出来上がってたというし。



それにしても1965年ごろの演奏は、
本当に稚拙だ。
当時のジャズマン達からしたら、
児戯としか思えなかったろうな。



今もか。



●天満「じゃず家」セッション。3曲歌ったが、歌詞間違えまくり。いやはや●マスクやっとゲット。豚インフルが目出度く「新型インフル」襲名●明日は小型連休はや最終日。

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