2009年5月5日火曜日

不穏

読売新聞の朝刊一面を何気に眺める。

「タミフル・リレンザ 15都道府県備蓄前倒しへ」
がトップ。
新型インフルの脅威が迫っている。

だがその下には、
「夏へ もう待てない」と海開きの話題。
写真に写るビキニの女性たちの誰一人として、
マスクはしていない(当たり前だが)。

かと思うと左肩は、
「生活『苦しくなった』54%」という世論調査。
国民の生活不安感は「第二次石油危機並み」だという。



世の中には明るい話もあれば、
暗い話もある。
当然のことだ。
当然なんだけど、
この紙面はどうにも胸がモヤモヤする。

アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような。
止まってはいるんだけど、
フトした事で途端に暴走しそうな、
そんな感じ。



要するに不穏なのだ。



忌野清志郎が死んでしまった。
昨年2月に復活ライブをしたばかりなのに。

今日のTVニュースで、
連休の話題に挟まれるように、
告別式の模様が流れていた。

遺影の縁がピンク色だった。


●故人の遺志なんだろう。でなきゃ誰がそんなアイデア出せる?

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